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2009年11月13日

幸せは、どうなれば多くの人が感じるか No.1

考えみれば、不安や不満がなければ、
つまり理想がなければ、人は動こうとしない。

安心に満ちた現状維持な考え方ばかりなら、力は出ない。

不安や不満があるからといって、幸せにならないという
方程式は間違っている。


極端な考え方をしてみる。

例えば安心ばかりの人々が増えたらどうなるか。

国家競争力は失われ、完全に海外に飲まれるに違いない。

そうなれば不況となり、必然的に豊かさが失われる。

攻めるやつがいるのは分かっている。

それは、飲み込まれることが分かっているということで、それは最後に確実に負けるということだ。

理想を求めることを失えば、確実に負ける。

人間から本能をとってしまったらただのロボットになるのだ。


しかしながら、実は本能がなくなるなんてありえない。

だから、その本能があるかぎりは、不安や不満はなくならない。


これが幸せの前提条件になる。

今ある不安や不満をなくすためのエネルギーは大事だが、
それを取り除けない状態を不幸と思ってはいけない。

どこにいっても、理想とのギャップはある。

人間が人間である限りはそう出来ている。

物質的豊かさが一定のレベルを超えてから、

人間は満足してしまった感がある。

でも今、日本人が不安なのは、

その分潜在エネルギーがあるということだ。

不安さがエネルギーになる。

だから、その不安があることを

不幸とは思ってはいけないのだ。

人間の感情はある程度、

考え方によってコントロールできる。

環境によって、全然違う子供が育つように、

考え方を改めると、世の中違って見えるはず。

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