2018年7月アーカイブ

2018年7月17日

[2458] 3年目の気づき、初めての気づき

こんばんは、マス風です。

今日は気づきの話。

営業という仕事は不思議なものです。

ゴールがない仕事とは言ったもので、

本当に正解がないし、人それぞれのやり方があるし、

そこがものすごく面白いと、いままでことあるごとに自分で言ってきた言葉でした。

それまでに自分が経験してきた仕事は、おそらく本当はそうではないと思いますが、

自分自身でコンプリートしたつもりになってしまうこともありました。

それが今の営業の仕事は違う。そこはこの仕事に就いてから常に感じることでした。

1年目、2年目、3年目と経て、

決して手を抜いたつもりはありませんでしたが、

今日、自分の今までの行動がリアルに跳ね返ってきました。

今日は、今までしたことない切り口、武器、を自分は使いました。

それは今までの自分では使うことが出来なかった、強い武器です。

珍しく自分が攻めにでた瞬間でした。

しかし、そんな武器を振りかざしたところ、

もっと大きな武器で払いのけられました。

私はその武器を受けるだけの盾を持っておらず、

体全体で受け止めるしかありませんでした。

そうです。自分がいままで手を抜いてきたことに対する結果です。

その結果が素直に跳ね返ってきただけ、というだけなのです。

自分が間違っていたのかどうか考えました。

自分は、当初の期待に応えられたのだろうか。

せめて、最低限の期待に、応えられるだけのことをやってきたのだろうか。

そう思うと、自分の気持ちの足りなささに気づけました。

それと同時に、そこまで期待されていたのか、とも思えました。

私は遅すぎる一手を打つしかありませんでした。

遅すぎる一手。

もう、王手を避けるだけの一手ともいえる段階です。

しかし、実際には、遅すぎる私の一手に応えてくれる方は一人ではありませんでした。

普通なら、そのまま詰んでいたと思います。

しかし違うんですよね。応えてくれる人がいるんです。

これだから営業はやめられません。

簡単な気持ちでは仕事できないなと思わせるような感慨深いできごとでした。

その、今日は、気づきの、日記です。

2018年7月 7日

[2457] 34、マス風、セカンドエディション

こんばんは、マス風です。

今日、34になりました。

振り返れば31の時、誕生日の記事を書いていました。

それまでは誕生日に毎年、振り返りの記事を書いていたんですが、

こちらの記事も久しぶりになってしまいました。

3年前は今の仕事に就くきっかけが起きた瞬間で、

自分の人生の中でも1番といっていいほどのターニングポイントでした。

今の営業という職種に就くのが初めてでありながら、

「純粋に楽しみたいです」と書いていたのが印象的で、

その時の心境が今もよみがえってきます。

もう今までの自分のすべて捨てて、すべてを注ぎ込んで、

丸裸でやろうと思った、その時でした。

毎年1記事、この振り返りの時期だけでもブログを継続してみたいものです。


今年のこの日は、思い返すと自分の中でも特別なものがあります。

今日はだいぶとりとめのない記事を書いてみます。


10年前のこの日に入籍し、今年で入籍10年記念を迎えました。

久しぶりにその当時の記事を、本当に10年ぶりに読み返してみましたが、

今や完全に記憶から消えていた入籍後にバーに行ったこと、

そのバーで誕生日が同じカップルに出会ったこと、

そして店の人にお祝いしてもらったことなど、蘇ってきました。

どんな場面場面で、本当に人に恵まれている人生を歩んできていると、

振り返ってみて感じました。


あれから10年が経ちました。

まさかこんな日がくるなんて、当時は思ってもいませんでしたが、あっという間に来てしまいました。

当時は、大学を卒業して2年ほど、会社での活動も順調で人生の良い部分を見てきた時期でした。

だいぶ調子に乗っていた時期だったと思います。

自分の実力もない中、できる感があった時代でした。

本当に若かったと思いますけど、あの時でしかできなかった感覚というのも確かです。

それから世の中への反感が始まります。全て世の中のせいにしていく時期が来ます。

当時はワークライフバランスや、イクメンという言葉が先行していました。

自分に子どもが出来るとそれはより顕著に自分の中での一大事になってきました。

社会がこんなに変わろうとしているのに、今の環境は何でこんなんなんだ。

今の社会を変えるのは自分しかいないんだ。そんな熱い思いが独り歩きしていました。

そして自分自身で腐りました。たぶん、5年は腐っていたと思います。

会社を辞めて自分の力でやろうとしていました。

自分の力だけではできないことをどこかで知っているのにも関わらず。

たぶん、やってみたかったんだと思います。頭が悪いので一回やってみないとわからないたちです。

ただのサラリーマンで終わりたくないという思いもあり。人生の中で一度は起業したいという思いもありました。

でも世の中は厳しく、

自営業をやりながら、実際は、

毎朝、新聞配達のバイトをしながら、

深夜、ラーメン屋のバイトをしながら、

引っ越し屋のバイトをしながら、

イベント屋のバイトをするという、

とても自営業が行える環境ではない状態になっていました。

バイトに走るのは家族を支えるためにはしょうがありませんでしたが、

結果的にワークライフバランスどころではない状態になっていました。


それから、イベント屋の方に社員として拾ってもらい、私の自営業時代は終焉を迎えます。

それからも、実際には一筋縄ではいきませんが、本当の大切さに気付けることができました。


そんな中、嫁はよくやってくれました。

自分がどんな精神状態の時でも、嫁は「普通の一日」としてブレなく過ごしていきます。

地球が自転するスピードが変わらないように、一日が24時間でちゃんと終わるように、

当たり前のように毎日を、たんたんとこなしてくれました。

自分がブレて、一日が終わってない時でも、しっかりと区切りをつける。

日が昇れば朝になるように、毎朝がちゃんとやってくる。

そんな感じです。


人間は調子にのると本当によくありません。

自分ができると思うと、全能感覚になり、周りを下に見てしまいます。

見るつもりはなくてもです。

周りを尊敬する姿勢がなければ、必ず自分が腐りますし、成長できません。

それをわかっていながら、そんな感覚に、久しぶりに陥ったのが今年かもしれません。

しかも今年は自分の弱いところに、真正面から立ち向かうことになりました。

たぶん、人に恵まれてなかったら、死んでいたと思います。

本当にこんなことないです。と思いたいここ最近です。

生かされている人生です。


だから、今年はセカンドエディションスタートです。

ということで、このタイトルにさせていただきました。

一回人生が終わり、新たな人生歩ませていただきますという感覚です。

こんな感覚は初めてです。


いままで自分のことしか考えていませんでしたが、

自分は数多く背負っているわけです。

もう自分のためには生きません。て言ったら変ですが、

これからの人生は人のために生きてみようと思います。と思うことができるようになりました。

結局、それが必ず自分のためになるのだから。

マス風、セカンドエディション、地道にスタートします、

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2018年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2018年6月です。

次のアーカイブは2018年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。