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2006年6月11日
読み返し「会社のしくみがわかる本」
こんにちは、マス風です。
昨日、今日はこんな本を読んでました。
野田 稔,浜田 正幸『会社のしくみがわかる本』日経ビジネス人文庫,2005年
読もうと思った理由は後日詳細を説明しますが、今度ある某企業の株主総会に参加しようと目論んでいるので、経営について改めて知る必要があります。まあでも「新入社員必読」と書いてあるぐらいなので、いづれにしろ読んだほうがよさそうです。
「読み返し」とあるぐらいなので、以前(いつかは忘れましたが一年近く前なのでは)に読んだ本ですが当時はまったく理解できなかったとこも今回はよくわかりました。
CSR
MBO
IR
CS
コーポレートガバナンス
CI(これは今日取り上げましたね→新ブログ運営戦略企画書)
ERP(IT業界必須の知識)
内容はこんな感じに、もうそれは幅広く会社のことがかかれています。スタイルも入社5年目の野田さんと、新入社員のハマダくんとの掛け合いで非常にわかりやすく書かれている。
特にMBOなんて、今またタイムリーになってきて、外食のすかいらーくが国内最大のそれをしている真っ最中。
当初私はこのニュースを聞いて「抜本的な改革は上場しながらは出来ないって、どういうことやねん!それを含めて評価するんじゃないの?」って思ってたけど、この本を読んでからはなんとなく意味が見出せた。MBO(management buy-out)、つまり経営者がその会社を買い取って自由に経営できるわけ。どういうことかというと、上場している株式会社は、所有と経営の分離とか、そういうコーポレートガバナンスの話があって、村上ファンドの村上さんが言うように、上場している企業の経営者は自分の会社じゃないんだから、好き勝手やっちゃいけないというのがあるから、株主の期待にこたえられないような改革をしたいときはMBOするわけだね。
ニュースでは5年後あたりに再上場を目指すらしい。これで生まれ変わるってわけだね。
さて、というわけで、この本はかなりおすすめ。難しい話も、新入社員役のハマダくんのペースにあわせてあるから安心ですよ。
なんてったって、正社員が会社全体を見渡せてないと、最近の会社じゃ役に立たないだろうしね。
ただ、この本だけど発行が2005年4月1日(このブログが始まった翌日だ!)なため、同年7月26日に公布された会社法に適応していないので要注意。ま、でも会社を知るための要素としては、間違っていないから大丈夫だと思う。
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