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2006年6月 9日

私はBlogよりもSNSのほうが早く衰退すると思う。

私はBlogよりもSNSのほうが早く衰退すると思う。

(久しぶりに勝手な持論を展開します。)

近年ブログとSNSが大はやりです。
特にSNSの会員数は急上昇。すごいです。
でもこの先どうなるんでしょうか。

そこで私は思うのです。SNS(特に巨大な)の衰退は早いのでは、と。

SNSを日記機能の面からいろいろ考えてみます。
SNSは、友達の紹介からというのもありますが、非常にクローズドであり安心して情報発信できるように思えます。しかしSNS内で友達が増えると、結局オープンなサイトと変わらないほどに情報管理をしなければなりません。これは、多方面の友達がつながった場合に特に顕著です。発信した情報は、登録された友達全員に発信されるのに、特定の友達の話などを発信しても良いのか、と考えることになるのです。

ある人物が提唱していた意見を取り入れると、今使用している主な人たちは学生であるが、その人たちが大人になったらどうなるのかが問題と言います。つまり、プライベートな自分とフォーマルな自分があるわけですが、そこでどのように発信すればよいのか分からず、使い道がなるなるのではないかということです。

分かりやすく言うと、SNSの友達に「同僚」「昔の友達」「上司」「部下」「取引先」「恋人もしくは奥さん」はたまた「親」そして「子供」なんてことになれば、いったいどんな情報を発信しろというのでしょうか。

この記事を書くような私のように、勝手な持論を展開するものありかもしれないですが、環境が閉鎖的であるために情報の発信範囲は限られています。それならブログのほうが、検索エンジンから多数の方が見にこられるので、有効に活用できます。

以上の色々な問題は、コミュニティ機能などを使えば解決するかもしれないですが、実際この機能にも現状では限界が見えています。それは活性化していないものがあったり、大人数が登録していても実際は関わっていない人が多数いることにあります。それに必要なときごとにコミュニティを作ればコミュニティだらけになり、把握しきれず、そこから発信される重要な情報を見逃していたりすることになります。

現状、結局はSNSにとって変わるような、すぐ特定の人物を集めて会議しちゃおうとか、私は最近こんなんですよと私的に公開できる素晴らしいものはないので、今後もしばらくは順調に発展を続けると思われます。

しかし今後時が過ぎる中で、上で述べた通り、日記の機能はやがて衰退するのではないかと思います。
そうなれば情報を見るだけでもログインが必要なサイトに、わざわざ定期的に接続しません。SNSとしての価値は薄れてきます。

SNSが完璧な仮想世界を実現できればいいのですが、現状はそれには至っていません。
何より仕様が統一されていないのもあって、閉鎖的な開発環境がいけません。だから進化も閉鎖的。現状のSNSはWEB2.0とは全く逆行した話だと思います。

以上、マス風の持論でした。
(この記事数年後に見たらどう思うんでしょうかね)

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