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2006年3月29日

オプティミズム―いつまでたっても子供でいよう―

オプティミズム=楽天主義
一週間後に「意味は何ですか」といわれれば、すっかりと忘れていそうなこの言葉。

実はこの言葉、今日読み終わった「ウェブ進化論」のあとがきに出てきました。
本を実際に読まなければ分かりにくい文かもしれませんが、この重要性に気づいたので書き記します。

著者の梅田氏は、シリコンバレーにあって日本に無いものを「オプティミズムに支えられたビジョン」と表しています。
つまり、googleやAmazonが生まれたのは、これがあってこそ。新しいものを次々と積極的に受け入れ考えてきた回りの土壌のおかげだいうのです。

確かにITの進化の過程で、マイクロソフトやネットスケープといった従来の考え方が一般化してしまった中で「グーグル」といった新しい、考え方によってはおかしい人たちをすんなり受け入れるのはなかなか難しいものです。

もっとタイムリーな話題としては、通信と放送の融合があると思います。
こんな話題が盛んにあがるのは、おそらく融合に対して「摩擦」があると考えられると思います。
従来の考え方でいる人にとって、通信は脅威になるため無理はありませんが、社会全体が反対する理由はありません。

「ウェブ進化論」の著者は、昨今のネットに対する悪い面だけ取り上げる風潮を批判しています。
ネットの過小評価はやめて、良い面をしっかりと受け入れ支える社会が必要であり、「新しいグーグル」のような存在を日本で作ってほしいということなのです。

おそらく今の就活生の年代であれば、オプティミズムを持っているといえると思います。
今後は、今の新しい考え方が当たり前になる。しかしその後、当たり前のようにまた新しい波が来る。
こんなときオプティミズムを忘れずにいるだろうか。

「新しいものに積極的に受け入れる。考える。」

そんな子供のような好奇心をいつまでたっても忘れずにいよう!とおもう。

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このページは、マス風が2006年3月29日 00:40に書いたブログ記事です。

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