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2006年3月24日

悪徳業者の超建設的思考

なんだか怪しげな書籍のタイトルのようになってしまいましたね。

さて、なぜこんな記事を書こうとしたのかですが、それはこの本を読んだからです。
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「あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ」
インターンの社長に借りました。
(注:この本は怪しくないです。)
内容は「エモーショナルマーケティング」というもの。
エモーション=感情。つまり人間は理論じゃなくて、感情でモノを買うんだ!!
っという視点から色々と書かれています。
(この本によると理論は後付けであって、それから満足度向上につながるとしています。)

ここでものの売り方の考え方について、「正直者」と「悪徳業者」の差についてこう書かれていました。

■ケース①「正直者の営業」
正直者とはどんな人?⇒良いものを使ってほしいから「良い製品」を売ろうとする。
売れない場合は?⇒製品は自信がある。だから高いから売れないんだと思う。
対策はどうする?⇒安くして製品を売る。


■ケース②「悪徳業者の営業」
悪徳業者とはどんな人?⇒単価が高いと儲けが低いので「悪い製品」を売ろうとする。
売れない場合は?⇒製品が悪いのは分かってる。だから売り方が悪いと思う。(ここがミソ!)
対策はどうする?⇒そこで売り方を色々と変えてみる。

以上

結果的に正直者は「製品」に依存し、「売り方」の工夫を怠っていることになる。
そして悪徳業者は、「製品が悪い」という「環境」のせいにはせず、黙々と自分の営業スタイルを考えている。

これってすごい真面目なことだと思いませんか!?

ちょっとこの話は極論なんですが、「悪い商品」だということを認めることの重要性がここから出ています。ここが建設的です。


分かりやすい例として、就活という舞台で自分に「学歴」や「資格」が無かったとしよう。
ここでうまくいかない理由を学歴や資格のせいにするのは建設的思考とはいえない。それを認めたうえでなにが出来るかが重要になる。


おそらくそれは会社に入ってからでも同様だと思う。
会社に入り何らかの不満を感じ、隣の芝は青く見え、あのような企業の中だったらやりたことができる。という思考は建設的ではない。
その環境を受け入れ、今の環境で何が出来るか考えることが重要だ。


かなり話は脱線してしまったが、「欠点を認めてしまう」考え方は今後を考える上で、重要な鍵になる。

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