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2006年3月16日

岐路#054■KISS in 大阪産業創造館

今日は、KISSというWeb2.0のキーパーソンが集まるイベントとして参加してきました!!
KISSとはKANSAI Internet Soluthion Supplier Conventionの略。
実はこのイベントは現在のインターンシップの関連会社が参加するため行くことが出来ました。感謝します!

将来システムエンジニアとして働く上で将来のインターネットソリューションの姿、展望を見ておかないわけにはいかないでしょう。
一見ずれているようにも感じますが、この分野でも「ユビキタス」というキーワードに密接にかかわってくるのですね。ユビキタスの時代を迎えるにあたり、どんな業種でもその姿というか思想が反映されると思うんです。

ちなみにWeb2.0とは、カンタンに言うと「次世代のWeb」として従来の発展ではなく質からして違うものと考えてください。一般的に言われるのは、WebがOSの役割をし、製作者とは関係なく変化発展するものとされているようです。


今回は神戸大学 教授の塚本昌彦氏の公演からキーワードを見つけましたのでご紹介!!

「ウェアブルコンピューティング」と「モバイル2.0」です。

ウェアブルは文字通り「身に着ける」という意味です。ケータイにしてもまだまだ「もっている」という感覚なんだろうと思いますが、それを自然にしたものでしょう。
モバイル2.0とは、たぶん塚本氏自身の造語だと思われますが、次世代のモバイルの姿を表しているのはわかると思います。

さーて、ではモバイル2.0でどんな社会になるのかということ!!

ここでのコンセプトに耳を疑うような言葉を聴きました。
従来この分野でよく言われているのは「いつでも、どこでも、だれとでも」というものだと思います。しかし、モバイル2.0は『いまだけ、ここだけ、あなただけ』という全くの新しい発想での展開が進むというのです!!

それは現実の使用状況を思ってみれば納得がいくものです。

例えば近くの飲食店を探したいとき!
画面に文字を打ち込んで、とめんどくさいものはありえません。
現在もiエリアという形で便利な機能がありますが、ちょっと発想が違います。

その場で情報を拾うわけです!
近くの情報を端末で受信してそこから店を選びます。
この場合一回もインターネットを通しません。

そんな時代を迎えるにあたり必要な要素は、「モノが情報発信する」ことです。(将来はモノ同士が情報交換するそうな・・)
ありえない話かとも思うんですが、実は現時点でもその傾向はあり、ちょっと手間はかかりますがQRコードを使って情報を入手したり、(まだまだこれから発展しますが)ICで情報を手に入れたりともう実現しかけてますよね。


また先生は「位置情報+ローカルランキング」がキーになるといっています。
この近くのジャンルが和食だったら1から10位はこんなんです。とか
店の選択ができたら、メニューを受信してそのなかでどれが人気なのか。とか

つまり「カンタンな情報選択」が可能になるわけですね。

あーますます人間は判断能力を鈍くしていくのかー、とも思いますがこんな世界になったら面白いです。

そして最後に先生はこんなことを行っています。
「これで凶悪犯罪が無くなる!」と。

つまり、モバイル2.0の発想がインターネット網を通さずに直接のやり取りを重要視しているため、「ひきこもりが減る!」というのです!!ひきこもりが減るから犯罪は減るというのは、ちょっとこれは発展しすぎた話になりますが、それぐらい生活が変わるわけですよね。

これも情報技術の革新なわけですから、IT革命はまだ終わっちゃいないんじゃないでしょうか。


おおっと、ウェアブルコンピューティングを忘れていました。
つまりはコレです。一瞬で分かります。http://www.toei-anim.co.jp/tv/dragonz/chara/bejita.gif

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このページは、マス風が2006年3月16日 00:43に書いたブログ記事です。

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