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2005年8月 5日

戦後60年特別企画“ヒロシマ”

TBSテレビ50周年 戦後60周年特別企画ということで今日放送された。
思わず見てしまったこの番組。

最近、思えばこのような番組を見ることを多いように思う。まったく見るつもりは無かったのだが、チャンネルを変えているうちにこの番組になっていた。
途中からではあったものの、やはり最後まで見てしまった。


このせっかくの機会なので、まじめに考えてみたい。
まず感想としては、今がまさしく「平和ボケ」の状態にあるのではないかと感じることである。

いま、自分の置かれている状況は当時とはかけ離れている状態にあるのかも知れないが、今の世界情勢を考えると決してそうとも言い切れないような気もする。

最近「憲法9条」を改正しようとする動きも頻発しているが、もう一度よく考える機会を持つべきではないかと思う。


それにしても「人」というのは頭が悪く、今もなお戦争をしようとする世の中がある。

技術だけが進歩し、「やっていることはあまりかわらん」のでは無いかという思いもよぎる。


人間なんて、言ってみればある一定のグループが出来ると、必ず他のグループと共同、または戦うのである。
クラスの中で一人のリーダーがグループを作ると他がいじめにあったり対立が起こるのである。(またグループを作らないというのも、人種など自然発生的なものがあるので不可能であるとここでは考える)

やっていることは小学生も世界レベルの戦争もそうは変わらない。(もしかしたらここに小学生レベルが混じっているのかも知れないが、無くすのを不可能と考えて話さなければならない。なぜならそれによってテロなどの新しい脅威が深刻化しているからである。)
そんなことは分かっているはずなのに繰り返す。

日本はかつて田舎では玄関の鍵をかけなくてもいいほど治安がよかったようだ。
今ではどうだろう。警備会社が儲かる世の中だ。
それならまだいい。
アメリカは護身用に銃を持つことも可能である。

今の世界はかつての日本ではなく、再びアメリカのように護身用と証する「武装」をしようとしている状況にあるわけだ。
そのため、日本も堂々と自衛が出来るよう「憲法9条の改正」が問いだたされている。中国も核を持っているし、北朝鮮まで持っているという。もちろんロシアだってフランスだって持っている。

防衛が過剰ではなかろうか?


例えばこんな記事がある。
年間1万人の大虐殺http://www.kokugai.com/zakki_gun.html

アメリカの軍事専門家は言うのである「人を殺すのは簡単だと。」
それはなぜかというと銃を用いるので「撃つ」だけだからだという。

ナイフぐらいしか手段が無かったときは「どうしても返り血を浴びたりナイフの感触を味あわなければいけなかった」
つまり殺しにくい状態であるということだ。


アメリカは最近では、銃によった犯罪、そして死者が多いため「銃規制」が布かれているという。

今回出てきた核兵器を開発した博士は「核の方が簡単だった」という。
それは、普通の空爆に比べ何も損害が無かったのである。

しかし、いってみれば「核」は「アメリカ銃社会」のようなもので、いずれ悪い方向に向かうのではないかと僕は考える。


このまま行くと非常にまずいんじゃないか。

上の記事では「自分たちの手で自分たちを毎年一万人も虐殺する自虐的な国アメリカ」としているが、このまま「自虐的な世界」になってしまってもいいのだろうかと思うのである。(実際になっているかも知れないが)
そして警察のように権力を持った存在は必要であるいっぽう、その機能をするはずの「国際連合」はその機能をなしていない現実も見るべきである。
(この第二次世界大戦の状態が続く偏った国際連合という観点では、日本や他の国の常任理事国入りはいいものだと思う。しかし、それが戦争につながるなら別)


今の6カ国協議。拉致問題の件を包括的に処理したい日本と、今回は核問題のみで協議すべきだという他の国がある。
これを考えるまでは、日本の行為は当たり前だと思っていたが、「核は未来の問題」「拉致は過去の問題」なのかもしれない。
もちろん拉致問題の早急の解決を求めるが、やはりここは諸外国の言うとおり核問題を優先させて処理するべきだとも感じるのである。

しかし、筋を通すなら少なくとも6カ国協議に出てる国は核廃棄にもっと積極姿勢を見せるべきではあるが。


僕は自分以外のことは「楽天家」であるため、このような事例であってもそれほど興味は無かった。今回出てきた博士が「大きな脅威を持つことで脅威を抑制できる」とこのような発言をしていましたが、以上の意見から僕は否定的です。難しい問題ですが。

しかし、今回はちょっと掘り下げて考えてみました。当初書こうと思っていた内容とは違うのですが、やはり過去を振り返った未来を考えたいので、未来のことを中心に書いてみました。

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このページは、マス風が2005年8月 5日 23:31に書いたブログ記事です。

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