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2012年2月 3日

【自己対話】他者ニーズと自分ニーズをマッチングし続けていく

こんばんは、マス風です。

今日は変な時間に仮眠をしていたら、打ち合わせなのにまさかの寝過ごし。

かろうじて打ち合わせはできましたが、気を付けないとと猛省中です。


さて、先日の記事(【日常描写】儲かっている社長のコンディション管理傾向)は自分ニーズばかりの話になってしまいましたので、
他者ニーズのことも触れておかないとなと思い書いてみます。

スモールビジネスの失敗で多いのは、

・いいものを持っているけど、儲からない

・そもそも、いいものを持っていない

というのが言えます。


「いいもの」ってすごく曖昧な表現になってしまいましたが、

相手が欲しいものと言えると思います。


もちろん、提供している側は「いいもの」と思っています。

しかし、提供者がいくら「いいもの」と思っていても、お客様ニーズを満たすものでなければ売れません。


なので、「他者ニーズ」は前提になってきます。

新規ビジネスの場合のテストマーケティングや、

お客様へのアンケートを工夫することもここからきています。

マーケティングアンケートの観点でいけば、

まず「どんな課題があって依頼があるのか」

そして「どんなきっかけで自社を知ったのか」

さらに「何が決め手で自社に依頼したのか」

を聞くことが有効とされています。

これで他者ニーズにマッチするものを提供しつづける循環をつくります。


しかし、スモールビジネスの場合は、この他者ニーズの観点だけでは「続かない」場合が多いようです。

それはいつしか「何をしているんだろう?」という気づきを得てしまうためです。

そんな時に自由に事業を「自分のやりたい方向に」変えてしまい失敗します。


なので他者ニーズに対して自分ニーズをマッチングさせるという行為は必ず必要になってきそうです。

仕事をしていれば、苦しい時が必ず出てきます。

そんな時に

「何をしているんだろう?」

ではなく、

「これができているから幸せを感じられる」

という視点がいります。

売り上げの波は、大半が外部要因的な理由で起こっているのに、

この視点がなければ、意味のない理由探しをしています。

「ここがあかんのかな。やめてしまおう」

と、結果的に方向性が変わってしまいます。


自分ニーズと他者ニーズ、どちらも必要です。

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このページは、マス風が2012年2月 3日 23:46に書いたブログ記事です。

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