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2011年2月16日

【気づき】第194回 外食産業繁盛塾

本日は、私の師匠からお誘いいただき、

「外食産業繁盛塾」に出向いてきました。

飲食店向け卸売り業をされている岡山フードサービスさんが主催する講演会です。
年に10回のペースで開催され、なんとあと少しで200回。つまり、20年です。

ペースと継続に驚きです。

数回に一度は、今回のように特別企画を組んでいるとのことです。

そして今回の企画というのがこちらです。

「多対単 外食戦国時代に躍進する二大知将が唱える驚きと感動のサービスとは」というタイトルで、

多業態を展開されているダイヤモンドダイニングの松村厚久社長と、
単業態で展開されている鳥貴族の大倉忠司社長の講演会とパネルディスカッションです。

このお二人のお話は非常に面白く書きたいだけ書けてしまうので抑え目にしたいと思いますが、

一言で表すと「成功の形はいろいろある」ということです。

松村社長は、居抜き出店を進めたほうが投資回収が早いのでよいといわれますが、

大倉社長は、居抜き出店は自分のスタイルのキッチンをもてないので絶対にしないといわれています。

それだけでなく、このお二人はまったく違う判断を毎日しています。

つまり大事なのは、それぞれのポリシーがあるということで、それがぶれないということだと思います。

それは、鳥貴族の大倉社長が言われていたことでズバッと感じました。

「うちは280円で提供するのが一番のサービスなので、それを崩すような接客をするならやめろと言っている」
といわれていたのです。

なるほどなと思いました。

また松村社長は、質疑応答中にこんなことを言われていました。

「(焼肉などの目当てがわかりやすい業態は伸びているが、和食が落ちているがどうすればよいかという声に対し)キラーコンテンツがあれば間違いないですよ」

うちのウリを知っていることが一番重要なんだと思いました。

ウリがなければ作るしかないということですね。

お客様が来るには理由があって、そこでしか食べられない名物を食べたいとか、雰囲気がいいとかで、コストパフォーマンスがいいとか、

「決して食べ物を食べる」ためだけにきているわけではないといいます。

大倉社長は「コンビニと価格で対応している」といっていますし、
松村社長は「わー、きゃー、かわいい(という感動)の声がお店で聞こえれば絶対に売れる」といっています。

ということで、自分を振り返ると、

デザインと言っているけど、デザイン畑でやってきてないので、

普通のデザイン屋として対抗したのでは絶対に負けると思います。

印刷のみ、HP制作のみはダンピングで、あほみたいな値段になっているので、
よほどの大量受注を確保しないと難しいでしょう。

一番めんどくさがられて、どこもやらないところに、注目し、

また自分の力が発揮できるものを早いこと商品化したいと思います。

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このページは、マス風が2011年2月16日 20:04に書いたブログ記事です。

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