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2010年4月19日

親友よ

何故か寝れないので、今日TSUTAYAで借りていたドロップを全部見てしまった。

ええ、映画やん。

クローズZEROを見てから、

感情むき出しの不良ものが面白くなって、

借りてみた。


しかし、なぜ、いま、

自分にとってこのような映画が必要なのだろう。

ちょっと考えてみた。


もちろん、ただ単におもろいというものもあるだろうが、それだけではない、

どこか自分の中で学ぶものがあるから、続けてみてしまうのだろうと思う。

前から好きな映画のパッチギだって、それに近い。

バトルロワイヤルに関しては、不良ものではないが、論点として近い。


やっぱ、不良もの映画で描かれているような人たちについては、

どこかしら、自分がしたくても出来なかったことなんだと思う。

というと、不良がしたかったのかという御幣があるかもしれないが、

そういうことではなく、筋の通ったような人生を歩みたいということである。


それが今になってはまってしまうのは、

今、自分が、筋の通ったことが出来ていないからではないかなと思うからなんじゃないかな。

これはコンプレックス。

自分が思うことと、出来ていることの差。

自分が思うことと、出来てきたことの差。

自分が思うことと、これから出来るんじゃないかと思うことの差。

そんな、コンプレックスをずっと背負っている。

たぶんこれは誰もが持っているコンプレックスだと思うけど、

それが一番強いのかもしれない。


話はちょっと脱線するかもしれないが、

今日のコーチングセミナーの締めくくりでは、

簡単な面談が行われた。

目的としては、自分を知るための面談である。

ある有名な心理検査が平行して進められた。


面談の中で分かったこと、認識していたことを含めて整理したいので、

自分の脚色を含めてここにアウトプットしてみる。

まず、自分を一言で表すと、素直といえる。

この言葉は、自己の認識の持ち方であって、それが人から見た場合ではない。

それにつながるかどうか分からないが、

心理検査で顕著に現れているだろうことに(面談中に聞かれたことなので想像であるが)、

自分は空気は読むが、自分が間違っていると認識していることに対しては、

立場をわきまえずに抵抗するということである。

空気は読もうとするので、ある程度和気藹々と過ごすが、気を使う場合が多いので、

人間関係は深くはならない。ならないというか、しない。次の人間関係を求める。

そういう意味で、新しい刺激はどんどん取り入れる。

これは趣味とかにも通じていて、色々やるが、敢えて途中で次の趣味を与える。

それは終わりが怖いから。つまり、終わり無き試練を与えているのだ。

完了してしまうのが怖いのだ。

こうやって、眠くないからと、眠らず、次々と自分に課題を与えたがるたちなのである。

眠れないよりも眠らない日々を過ごしたいというやつだ。

なので、悩んだときの行動は、寝るとか休むではなく、

ひたすら動くになる。

そういう意味で、立ち止まって考えている人に対して、というと御幣があるが、

過去ばかり見ている人とは真逆であるため、その人を見ているといらいらするし、

怒りすら覚える。

つまり、悲観的意見を拒絶したがる。

往々として楽天的なので、自分には都合の悪い意見だと思うんだろう。


かなり脱線してしまったが、

自分へのコーチングのつもりで分析してみると、

そういう意味で、今の環境は悲観的な環境で満ち溢れているんだろうと思う。

それがものすごく都合が悪いわけだ。

やる気や気合、そんなものはほとんど感じなくなってきた。自分ではなく、環境が。

誰もが、どことなくあきらめ、敗戦的ムードで支配されている。誰もがだ。

どっかでやっつけになってきている。誰もがだ。

何にもしてないのに、俺はやっている、精一杯頑張っていると、言いたいことを言っている。誰もがだ。

挑戦的なやつは、もういない。そう、感じているんだ。

だから、その苦痛な環境から拒絶し、

どんなことにも楽天的、挑戦的、それでいて感情のある不良ものに

のめりこんでしまうんだろう。言い方を変えれば、逃げているんだが。


自分ではなく、環境がと書いたが、

最近では、これが自分にも当てはまってきているのではないか。と、

自分自身感じている部分もあるのではないだろうか。


そこで、考えようではないか。

俺らの歩む道って、いったいなんなんだろうかを、今。

コメント(2)

不良もんの映画は燃えますよね~。
私はこの前「喧嘩の極意3」っていうマイナーなヤンキー映画を借りちゃいました。
しかも、1も2も見ていないのに、いきなり3を借りてしまいました…。

そういった映画を借りる理由は、私もますかぜさんと同じようなコンプレックスからくるところが大きいと思います。
もうひとつの理由は、男に生まれたからなのかもしれませんが、生き物として強くありたいという欲求から、そういうものを見ている気もします。
生き物として、力強く、知性を高めて他の生き物を淘汰したいという欲求を潜在的に感じているような気がします。

私は、一回しかない人生をおもいっきりツッパっていく道を進みたいと思います。

>ぐらさん

コメントありがとうございます。

クローズシリーズは燃えました!!
「喧嘩の極意」は、ネーミングからすごいですね。

>もうひとつの理由は、男に生まれたからなのかもしれませんが、生き物として強くありたいという欲求から、そういうものを見ている気もします。

本能的なところ、ありますよね。
その生き物としての欲求が無くなったら、
「なりたくない大人になってしまう><」ってすごく思います!!

なので、何かに染まりかけている自分があったりすると、
すごく危機感を覚えます。

「うりゃ~~~~~~~!」って叫びたくなります。

私もぐらさんに負けないぐらいのツッパリ道を歩むつもりです。

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このページは、マス風が2010年4月19日 02:50に書いたブログ記事です。

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