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2009年11月20日

学生からのインタビューで一番緊張していたのは僕かもしれない

今日、採用関係のとある企画で、学生からインタビューを受けた。

その企画、学生が企業を訪問して、求人誌を作成するという企画。

つまり、今回取材してもらった学生に、記事を作成してもらうのだ。

学生が企業を訪問する。

自分がやっていたインターンの面接とかを思い出したら、一気に緊張してきた。

まるで、学生の自分に、今の自分を見られているような感覚。

そう思うと、ますます緊張し、わけが分からず、久しぶりに名刺交換で手が震えた。

スムーズな取材に関心を覚えながら、どうしても、今の自分と比較してしまった。

目の前にいる学生が、過去の自分と思って。

すると、なんともいえない感情を覚えた。

今の自分にないものを、過去の自分はもっていたのだ。

つまり、今の自分になる過程において、

忘れ去られてしまったものがあるのだ。

それは、たぶん「強さ」だと思う。

可能性があるという意味での強さかもしれないし、

まだ何もしらないという意味での強さかもしれない。

過去の自分は、

そんな強さを持っていたはずなのだ。

将来の就職活動へ向けて、

先読み先読みで計画していた。

そして、あらゆる環境に飛び込んだ。

そんな気質がないのだ。たぶん。

あらゆることを知ったからかもしれない。

かといって、たかが3年で、実際にはそれほど知っているわけでもない。

中途半端な、経験による、縛り。

そんな感覚だ。

そう思うと、今の自分に対して不安が襲ってきた。

このままでいいのか。

いままで何をやってきたというのか。

そんな不安だ。

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このページは、マス風が2009年11月20日 00:50に書いたブログ記事です。

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