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2009年3月20日
新ブログ運営戦略企画書 その2
新ブログ運営戦略企画書
http://mskz.seesaa.net/article/19110187.html
この記事を書いたのは、約3年前のことになる。
当時ブログを運営していて、そのブログに対して、戦略を明文化した瞬間だった。
マスカゼパッションが始まって2年。
そろそろ、というか定期的にこういったブログ・アイデンティティーを考えるのは、いいことだし、必要なことだと思う。
そもそもの話をすると、このマスカゼパッションは当初から戦略的に始まった。
マス風の就職日記時代に色々なことを考えた結果としてのブログなわけなので、最初のブログのように勢いだけではじめたわけじゃない。
でも定期的に、それが現実として伴っているかを見直し、必要であれば戦略を修正する必要があるわけなのだ。
●ブログを書く目的について
・自己的視点
プロフィールの【マスカゼが心がける習慣】部分に書いてある通り、ブログでのアウトプットによる自己分析とそれのログ化。と、最高の自己客観視のために書いている。
そして、このブログ名にもあるように、パッションを忘れたくないし、パッションこそが一番、これから生きていく上で大切にしたいから。
・他己的視点
トップページ右側部分に書いてある通り、「「NO PASSION, NO LIFE.」。読めば熱くなるようなブログを目指します。」ということ。
●ブログの記事を書いて・読んで、その後の効果について
・自己的視点
自己客観視からの感受性向上と、正当性の向上。ブログを書くことによって、長期的に自分を知ることができることによって、矛盾無い目的と、行動を描くことができ、その行動を起こす際には、その今まで考えてきた自分の考えが正当性があることから、自信を持って実行に移せる点として効果を発揮できる。そして、それを読んで、良くも悪くも何かを感じて、それに対する感想から、何かを共感として、時にはぶつかり合いとして、一つの物事に対して深めたいし、交流して新たな刺激を得たいための手段として効果的である。
・他己的視点
ブログを読むことによって、何かを感じて、その日の、あるいは翌日の行動につながっていくこと。このブログが何かのきっかけとして、見習っても良いし、反面教師としても良いし、要するに、何らかの行動を考えるための一つの材料として、捉えてもらえれば嬉しい限り。気づきという点をこのブログから感じることが出来ればいいな。
●目標と効果を掲げて、現実性として調整すべき点について
・自己的視点
交流に関して言えば、以前のブログでは就活ブロガー同士の交流が多かったが、新しい環境になって、社会人ブロガー同士の交流というのは少なくなり、例えばSNSのみで日記を書いていたり、もしくはまったくそういう媒体を持っていなかったりして、必ずしもフェアではないというか、ブログとしての発言権が大きいという点を考慮すべきである。
・他己的視点
あえて色々な捉え方が可能な書き方は、読む人次第でいろいろな人に気づきを与える手法として、一方では非常に効果的だが、今はカテゴリを絞っているわけではなく、捉え方が色々できるということはそれだけ可能性もあるが、危険性を含んでいることを考慮すべきである。
●調整すべき点を汲み上げた上での今後の取り組み方について
・自己的視点
最近は、自分の行動として掘り下げられない段階でのエントリーが目立つのかもしれない。
そして、以前のブログで一番心がけていた「わかりやすいブログ」という視点は完全に取り除かれてしまっていることがあるかもしれない。
その原因としては、マスカゼパッションになってから、ほとんど交流を目的にせず、あまり相互リンクも貼らずに書いてきたからだと思う。いや、逆かもしれない。就活時代は当初はだれも知っている人がブログを見ていなかったから、それによって伝えることに意識しての結果だったのかもしれない。
・他己的視点
自己的視点と共通するが、やはりわかりやすいブログというのは忘れてはいけない価値観だと思う。根底の考え方を変えるわけではないが、パッションになってから捨てさられた「わかりやすい」という価値観は大事だ。確かに、捉え方が色々できるものはその読む人の価値観でどんな素晴らしい結果として捉えてもらうこともできる。だが、場合によってはその逆もあるのだ。
●現実的なものとしての今後の行動について
・はじめてブログを見た人へのメッセージが少ない点を改善する
ブログは始めてみる人に優しいものにしたい。就活時代から明らかにブログ運営に対する客観視が薄れている。就活時代は、初めて読む人にすぐなじむブログだったと思おう。そう気づくといろいろ改善点があって面白くもある。
・「わかりやすく」を前提とする
伝えることを正しく伝えるための最低手段を思い出しながら書く。おもしろさも、たのしさも、いらだちも、すべて分かりやすさから生まれる。そう思うと、だいぶ視点を変える(戻す)必要がありそうだ。今後の目的を果たす上ではちょうど良いのかもしれない。
・はじめてブログを見た人視点での記事を書く
わかりやすく、とも共通するかもしれないが、マスカゼ知識ゼロベースで、その記事が理解できれば素晴らしい。そうなれば、初めての人でも共感できる。
・正式な導線をしく
最近は便利な社会でSNSとの関連付けが可能になった。SNSと関連づけすればどんどん人に見てもらえる。ただ、SNSとブログというのは似ているようで全然性質の違う媒体だ。ここからの導線は果たして良いのだろうか、そう思った。なので、今参加しているSNSとの関連付けは全て断ち切った。ただし、プロフィールにはリンクを貼っているので、導線としては見たい感情がある人のみ見るという流れになる。これに関しては少し実験的だが実践してみる。もちろんブログ同士の交流はじゃんじゃん推進する。
・デザインを変える
社会人2年目はあえてダークに黒背景としていた。1年目は白。就職日記時代も白。これは全て戦略的だった。人間が色に対して感情をもつことは誰もが知っていると思うが、これに関する印象ってすごいんだ。社会人3年目は一気にポップにしてみるかな。そんなことを繰り返していくんだろうと思う。
・サブタイトルを考える
マス風の就職日記時代は、あの「新ブログ運営戦略企画書」を書いてから「self innovation」というサブタイトルが付けられた。サブタイトルというよりは、コーポレートステートメントならぬブログステートメントだ。これをつけることによって、タイトルだけでは曖昧だった目的というかそういうものが明確になり、読む人の捉え方を提案できる。大事なメッセージとなる。
・「べき論」をやめる
全然関係ないかも知れないが、久しぶりに就職日記を見返してみたら、「小さいことにくよくよするな!」という記事に目がとまった。この本はすごく、就職活動時代に影響を与えた。最近はあんまり見返していなく、どんなんやったかなとこの記事を見直してみた。そうしたら、べき論(~するべきという考え方)をやめる話を自分がしていた。今の自分って、結構べき論を使っている。いくら学ぶべきものでも、べき論はやめよう。現実的になろう。
・100%出し切る
ブログ運営を実験的にやりすぎている面もあるかもしれない。100のうち10を出してみたり、あえて90は出さすにしてみたり。なので、実験的に100%出し切ってみる。
・ロードマップを作成する
これははじめての試みかもしれない。自分の書いているブログに対してのロードマップを作成することは面白い。
この中で出来ることから出来るだけ、計画的に、実践してみる。
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