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2009年2月27日
温度差は組織を強くするのか
一つの組織を作るうえで、
温度差というキーワードに着目してみてみると、
温度差のある組織と、ない組織では、
どちらが強いんだろうか。
とある、某人材会社の人がこんなこと言っていた。
そんなのあり得ない。
そんな、全員が同じ意思を持つ組織なんてあり得ない。そんな組織があったら、すぐに上場しちゃいますよ。
確かにそうだ、と思った。
この人材会社の人の意見は、意思・意見の場合で、温度差を考える意味では少ししか参考にならないかもしれない。
同じ意思でも温度が違う場合もある。違う意見でも温度差があんまり無い場合もある。
僕は思う。
たとえ同じ意思でも温度が違う場合、
まったく求心力にならない。
温度は、テンションという言葉にも言い換えられると思う。
テンションにもランクがあるとすると、
そのランクが違うことが温度差になる。
あるマラソンランナーが言っていたが、
マラソンをする上では、もうワンランク上のテンションを維持しないといけないと言っていた。
テンションとはそういうものなんだろう。
何かする上で、大切なもののひとつ。
近いランクなら、共感できると思う。
そのマラソンランナーの言っていることを本当の意味で理解できないかもしれないけど、
もし自分が、ある程度近いランクのテンションなら、それは少しは共感できる。
そういうものだと思う。
なので、テンションのランクが違うと、共感が出来ない。
相手を自分と同じテンションにもっていくのは大変だ。
そして、自分が相手のテンションに合わせるとどうなるか、
それは結局のところ、伝えるために言葉を変えることになる。
だから、その結果、理解のレベルが変わってしまう。
温度差は、独創性を嫌い、誰もが理解しやすい、当たり障りの無い、既存の価値観に満たされる要因となる。
出来るなら、意見はぶつかっても同じようなテンションの組織にしたい。
たぶん、その組織は成長する。共感できるから。
類は友を呼ぶといいますが
これは同じテンションで共感できる人が集まるということだと
考えています。
テンションが高い人と無理してついてはいけません。
なのでだんだんと離れていきます。
私が20代前半の人のテンションの低さから
ついて来れない人がい言うと感じるのはここです。
最初の1歩を行動するのは凄いと思いますが
そこからがついて来れないんです。
行動することで理解レベルが引きあがります。
理論ではなく経験が必要なんです!
分かると出来るはちがいます!
必要なのは行動し変わること!
温度の高い組織は
行動力もありますからね~
最初の1歩以降が肝心なんですね。
某ネット広告会社の社長も同じこと言われていました。
就職活動セミナーで話されていたんですが、
その方は、経験が実力になるとおっしゃっていて、
それが最終的に自信となるといわれていました。
なので、成長しようとしてみるなら、自信を持ちたいと思うのなら、自分から忙しくしてみる。という言葉でした。
いくら暇でも、仕事がなくても、自分から何か課題を与えて忙しくしてみるといい。
この言葉は、自分の社会人生活の大きな軸になりました。
それで、1年目はかなりの残業をあえてしていました。これは自分の中で経験といういう意味ではかなりプラスになる残業でした。
結果的に利益を求めないといけないわけなので、
ただ単に経験だけを求めるだけではいけないこともようやくわかってきました。
たぶん、そういう価値観をどうやったらもてるかになってくると思います。
捉え方の問題で、経験していないうちからなんか違うな。とか、今までやりたかったことと違うなとか。そんなんでは進みませんよね。
なので、温度≒価値観ともいえるのでしょうね。