« マス風写真紀行in三重(2)~二見浦~ | ホーム | 1.17 2007 »

2007年1月17日

バーゲンとバザールとセールの違い

関西に来てからよく聞くのは「バーゲン」だったのに対し、地元(東海地方)に帰ったときによく耳にするのは「バザール」だったことに気づきました。(あくまでも僕の耳したときはですが)

この「バーゲン」と「バザール」の違いは何なんでしょうか。
このついでということで「セール」ついても調べてみます。

■セールとは?
セールは、バーゲン・バザールと比べると、不思議なものであんまり規模がでかくなさそうに聞こえます。(個人的偏見かもしれませんが)
三省堂提供「EXCEED 英和辞典」によるとsaleは「販売, 売却; 需要; (pl.) 売上げ高; 売れ行き; 大売出し, 特売; ((形容詞的)) 特売の; せり, 競売; (pl.) 販売業務.」となっています。
セールだけでも「大売出し」という大規模な意味もあるんですね。

■バーゲンとは?
そもそも「バーゲン」とは「バーゲンセール」の略だそうです。つまり、セールに何か意味を付け足した意味になるということですね。
三省堂提供「EXCEED 英和辞典」によるbargainは「(売買)契約, 取引; 取り決め; 安い買物」となっています。
バーゲンは「安い」のですね。
ちなみに三省堂提供「大辞林 第二版」によるとバーゲンセールは「商品の安売り。見切り品の売り出し。バーゲン。」となっていました。バーゲンは安いのです。

■バザールとは?
三省堂提供「大辞林 第二版」によるとバザールはフランス語で「(1)イスラム圏の街頭市場。バザー。スーク。(2)商店の大売り出し。また、その特設会場。」となっています。
三省堂提供「EXCEED 英和辞典」によるbazarは「(東洋の)商店街, 市場; 雑貨屋, デパート; (デパート・大商店の)特売場; 慈善市」になっています。
なんとなく上の「セール」の意味に近いような気がしますね。そして行為そのものというよりはそのような行為をする場所という名詞的な意味合いが近いような気がします。

■グランバザールとは?
ついでなんでこれも調べてみます。
三省堂提供「EXCEED 英和辞典」によるgrand「雄大[壮麗]な, 荘厳な; 偉大[りっぱ]な, 気高い, 貫禄のある; 横柄な; 重大な, 大きな, 主な; (普通G-) 最高位の; 全部の (the ~ total); 〔話〕 すてきな; 【楽】大編成の.」になっています。
グランバザールはでかい特売場と考えていいかもしれません。

■まとめ
なんか意味だけで考えると安そうなのは「バーゲン>グランバザール>バザール=セール」って感じですね。
結局、なぜ関西がバーゲンで、東海がバザールなのかは分かりませんでした。でも商人の町大阪がバーゲンだということで、なんとなく理由がわかったような気がします。

コメントする

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、マス風が2007年1月17日 06:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「マス風写真紀行in三重(2)~二見浦~」です。

次のブログ記事は「1.17 2007」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。