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2006年5月14日
就活に必要な「3つの軸」【何が、何で、何処で】
<「学校では教えてくれない就活」シリーズ>
久々の純就活ネタです。
まず今から書くことは、マス風自身の例であるので鵜呑みにしないように注意していただきたい。
役立つかは分からないが、参考程度に見ていただけたらと思う。
さて、その3つの軸というのは何を意味するのか。
よく就職活動をしていると「軸」というキーワードを耳にするが、私にとってはいったい何をもってその軸を決めればいいのかが、なかなか分からなかった。漠然と自分の大切にしてきたものとか価値観で決めたらいいからといって軸を見つけても、案外的を外れになるような気がした。
そこで私が、ちょこちょこ色々考えてたのがこの3方向からみた軸になる。
3つの方向が分かれば、立体の中でもすぐ座標が出てくる。
つまりX軸とY軸とZ軸を決めるようなもので、それがわかれば「たて*よこ*高さ」が分かるので、自分がこの広くて自由な世界の中で、自分らしくいられる位置が見つかる。
院進学とか公務員とか起業とか、数ある進路から「就職」を選んだとしても、まだ株式会社だけでも120万社あるといわれる。就活で回れる企業の数なんて少ないので、最初からある程度の目星をつけておかない手は無い。ミスマッチを防げ!
ただXYZ軸ではまだ意味が分からないので、就活の場合に置き換えるとこにする。
私はそれを「業種」「業界」「環境」という軸にした。
つまり、「何がしたいか」「何でしたいか」「何処でしたいか」という、就活で一番重要な要素をカバーできるというわけである。
こんな感じ。
私の場合を説明すると、「何がしたいか→ものづくり」「何でしたいか→IT」「何処でしたいか→理念が共感できる。今のインターンのように、社員全員で一つに向かっていく環境。関西。などなど」となる。
もちろんこれを見つけるのには、相当の時間消費と友達からの支援があったから出来たこと。多分この自己分析が就職活動の肝であるから、梃子摺るところだけど、この視点を利用していくと楽になると思う。
多分「何がしたいか」と「何でしたいか」さえ見えていれば何とかなる。
ただ、最終面接だけは「何処でしたいか」がかなり重要になってくることは忘れてはいけないと思う。
実はこの3つの軸にもう1つの要素を加えると、私の中では完璧になる。
それが「モデラー」です。自分の近くにいる人で尊敬できる人がいれば、もしその人のような人間になりたいのなら、上の3つの軸の精度がより強くなると思います。この自分が目指したい人がいない場合は探すしかない。
私の場合は祖父になるが、それを発見できてからは面接が楽になった(語りやすくなった)。実は随分最近になってから分かったことだけど。
ただぼんやりと一人歩きしていた「軸」というキーワードがある程度、どのような視点から見ていいのか(探していいのか)がはっきりしたと思う。ただそれに伴ってくる自己分析だけは手を抜かないようにしたい。
実は、これを出来ることによって思わぬ副産物が生まれてくる。
それは「質問」が出来るようになるということである。
これは自分がどんな基準で選んでいるかちゃんと分かっているので、その不安要素を、分からないところを、聞くだけなので到って自然だからだ。これならHPに載ってない項目の質問も思いつくと思う。
それでは、久々の就活ネタは以上。
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