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2006年4月12日
1999年、家にあった一台のパソコン。
今日は久しぶりに親からメールが来た。
「元気ですか?」
いつものメールだった。
普段変わったことが無い限りは、私からメールすることはほとんど無いので、このような機会から近況を話すことが多い。
就活のこととか、学校のこととか色々話した。
こうやって何の抵抗も無く話せるようになったのも、少しは大人になってきたということかな。と最近、親と話すといつも思う。
話題は弟の話に移った。
弟は私と3つ離れていて、この春から専門学校に入った。
性格は正反対という感じで、非常にマイペースなのがうらやましい。携帯も最近買ったという。これに関してはマイペース過ぎるか。(学校が厳しいのが影響していたらしい)
最近になり、バイトを始めたという。そして免許を取るために車校に行っているらしい。(名古屋では教習所のことを車校と書いてシャコウという。そんなことどうでもいいけど。)
今日はせっかくなので弟と直接喋ることにした。
「もしもし!」
弟は以前よりも愛想が良くなっていることが声から伺えた。ずっと弟はムスッっとしていたので、以前から垢抜けてほしいと思っていた。だから良かったことである。
以前、親から聞いていた弟の詳しい進路などを直接話した。
弟の学校の専門は情報。その情報管理科に入ったという。
実はその進路は、弟の高校の系列学校ということで以前から予想していた。
だから不思議に思うのは、私の進路との関係である。
私は、高校は普通科に行き(ま、辞めたけど)、そのあと経営学部に行く。そして今、SEを目指している。
全く違った経路だけども、二人とも似たような進路に進もうとしている。
厳密に言えば、私はSE、弟はシスアド。
同じシステムでも「作る人」と「使う人」なので全く違うことになるが、扱うものは同じ。不思議だ。
思い返せば私が高校のとき、ちょうど着メロサイトを構築している頃に弟とパソコンの取り合いをしていたものだった。夢中になっていた証だと思う。
家にあった一台のパソコン。この箱が、二人に与えた影響は非常に大きい。1999年のことだ。
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