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2005年4月 8日

ブログと個人情報とは(日記的ブログに要注意)

2005年4月から「個人情報保護法」が施行され、各企業は対策に悲鳴を挙げているという。

個人情報とは生存している個人が識別される情報のことで。詳しく言うと、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、さらには学歴などまで個人の情報は様々な形となって存在している。
このような個人情報を5,000人分以上事業に利用している事業者は「個人情報取扱事業者」とされ個人情報保護法を守る義務が生じるというわけだ。

とにかく個人情報が漏れぬよう努力しろということである。

中には「患者名呼びません!!」などと宣言した病院もあるくらいである。


このような法案が施行される中、一方で個人情報垂れ流しともいえるまったく正反対の事態が起きている。
僕自身も取り組んでいるこのブログ、最近ではこのように「ブログで就職活動」をしたり用途はその使う人たちそれぞれの自由でまさに「自己責任」である。
読んでいると氏名、年齢、職業、在籍地、顔に至るまでまさに垂れ流してきなブログも多く存在する。日記帳がそこらじゅうに転がっている。世の中は良く見るととてもプライベートな個人情報でみちあふれいるわけだ。
しかし、このようなブログに限って面白かったり興味を持って読むことができるのである。それはおそらく、個人の「人格」を想像しながら読むことができい、現実的に受け止めることができるからではないからであろう。

ブログというのは「4次元ポケット」のように投稿した瞬間に何億人に見られる機会が与えることになる。
それはわれわれ個人では、どこの誰が見ているのか分からない。


ここで机の中にしまいこむ「日記」的書き方をしている方へご提案
流していい情報と流してはいけない情報を明確にしてみよう。
たとえば、学生の方が年齢を隠すのは難しいことであろう。卒業、受験などのイベントがかけなくなってはブログのネタもないだろう。
名前はペンネームで十分だし、住所も県名なら地域的特長も読者から判断がきく。
それとは逆に学校名などはすぐに特定されてしまう可能性が高い。

ここで問題になるのは写真である。画像というのはほとんど2次利用されるものではないと思うが、一回ファイル交換などに流出してしまうともう全部回収するのは一生かかっても無理だと考えたほうがよい厄介なものだ。
もちろんアダルト画像は論外だが後で消しても消しきれないものだとよく考えて利用すべきである。


だれもが匿名となり個人情報があふれかえっているインターネットというツールを頻繁に利用するのである。
明らかに危険だ。

参考文献
大流行「ブログ」でストーカーに狙われるhttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw05041701.htm

コメント(6)

トラバ ありがとうございました。
日本では、ブロクそのものが、個人情報の切り売り的な使われ方をしているので、医療業界以上に危険かもしれないですね。

コメントありがとうございました。

文頭の法案とはかけ離れた内容になってしまいましたが個人情報そのものについて考えてみました。

ブログが日記という使われ方意外に、誰もが一日で新聞記者、アイドル、気分になれるので限度が分からなくなる事もあるかもしれません。

地域密着の医者頑張ってください

TBどうもです。

個人情報保護法は我が本社でも中間管理職が
悲鳴を上げながら勉強していると聞いていますし
社員にも教育しているそうです。

私は今本社を離れているので実感がないのですが
復帰したらまた情報の処理の仕方で混乱するかも知れませんね。

TBありがとうございます。

何らかの事情があって取得した個人情報を流出させない&個人情報の利用方法がその個人に分かるようにするための法律ですので…
自ら発表してしまってる分に関しては、適用対象外なんではないでしょうかね?
よくわかりませんけどもね。

最近、個人情報保護法のコンサルティング営業の電話に辟易しているゆき・マドレーヌでした♪

TBありがとうございました。
また、共通点がありましたら・・・是非♪

おはようございます
TBいただきありがとうございました♪

サイトでよくご自身の顔やお子様の顔をアップされてる方も多いですが、容易に考えてできない時代になってますよね。

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このページは、マス風が2005年4月 8日 22:11に書いたブログ記事です。

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