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2010年11月25日

新聞配達を始めて分かってきた5つのこと

10月末から食べるために新聞配達のバイトを始めた。

それからは休刊日以外は、2時半に起きて3時には勤務開始である。

やはり何事も経験やなと思わせる、いろいろなことが分かってきた。

まだ20代も少しあるので、この期間に学生時代を超えるいろいろなバイトを経験してみたいものである。

ここでは始めてから一ヶ月が経ったところで分かってきたいくつかのことを、記録として簡単にまとめてみた。


1.一日の時間を限りなく有効活用できる

一日の時間を少しでも有意義に使いたいのならかなりいい仕事である。

それは、2時半に起床するために、無理やりにでも19時、20時ぐらいには寝たいからである。
でもやることがあると、そう簡単には早く寝ることが出来なかったりする。

そういうときはどうしても21時とか22時とかになってしまうが、
、それはどうしてもやりたいことがあったときに限られるのだ。

つまりバラエティ番組につかまらないというというのが一番いい。
現状、この時間帯で死守している番組は、龍馬伝ぐらいしかない。

そして、2時半には強制的に起きなくてはいけなくなる。

そして誰よりも早い一日が始まるという感覚を味わい、仕事場に向かう。


2.仕事が運動になる

田舎の新聞配達なら常時カブに乗っていることになると予想できるが、
ある程度住宅地になると状況は違う。

マンションがかなりあるのだ。

そうなると、玄関先まで新聞を届けなくてはいけなくなる。
使用するのはエレベータのみかというとそうではない。

たいていのマンションの構造はエレベータが設置されてるのは中心部の一箇所に限られる。
そして両端に階段が存在するというパターンが一般的だと思う。

私の配っている新聞は部数が多くないので、点在している。
そうなると、2階の端の部屋の次に3階の端の部屋といったことも多くなる。

ここで早く配るために使用するのは階段になる。

そんなこんなでウォーキング(小走り)と階段の上り下りの繰り返しになる。
たぶん、く正味1時間ぐらいはこの運動に当てられていると感じる。

配達中に他の新聞社の人がこんなことを言っていた。
「始めのうちは汗かくでしょ」と。

それを言われた自分は実際に汗をかいていたが、
おそらくこの運動がしばらく経つと、汗をかかないぐらい普通になるということだ。

これはまだ実績はないんだけども、
マラソンの体力維持としての練習はこれでまかなえていると思う。


3.ダブルワーキングが可能

ほとんどの新聞配達員がダブルワーキングしている(らしい)。

仕事が通常遅くても6時には終わるので、家に帰って朝ごはんを食べて次の職場にスムーズにいけると思う。

たぶん、本業が18時とか定時に終わる会社であれば普通に両立できる。

なので、例えばもっと貯金をしたいとか、早く借金を返したい等々、

手っ取り早く今の収入を上げる必要がある場合にいい策だと思う。


4.仲間のスピード感がすごい

いろんな新聞屋があるが、私がいっているところはなんと月給制である。

なので、給料はもうきまっている。あとは、そこにどれだけの時間を掛けるかが個人個人の価値観になる。

たいていの場合、あまり時間をかけたくないので(ダブルワーキングの場合も多いので)、スピード感をもって仕事をする。

環境というのはすごいもので、非常にいい雰囲気で仕事が進む。たぶん空気感が同じというか、仕事に対してのベクトルが近いのだと思う。


5.人間の習慣化という能力を実感できる

数時間で数百枚の新聞をいっきに配るわけだが、すでに仕事をしているひとのほとんどはすべて覚えている。

新聞といっても単一ではない。色んな新聞の種類があるし、チラシが入っているものとそうでないものもある。

「一ヶ月経ったらかなり覚えられるから」といられたが最初はまったく信じられなかった。

が、実際に一ヶ月経って、かなり覚えてきているのを実感している。

これは覚えようとしているわけではなく、体が勝手に動いてしまうといったほうがいい。

これを習慣化というんだなと実感することになる。

イチローがこういっている。

「夢をつかむというのは、一気にはできません。ちいさいことをつみかさねることで。いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。」

この力を自分でうまくコントロールすることが、自分に力をつけることができる能力だと思う。

私はこのバイトを利用していくつかの習慣化を実践中である。

以上、こんな感じで一ヶ月が経った。

たぶん、すぐに飽きが来ることが想定されるが、
それが習慣化のひとつのポイントと思える。

どれだけ楽しみながらやり続けることができるか。
そしてこれをやり続けた後、きっと何かを得ているはずである。

年間で10日しか休みがない仕事だが、
出来れば3年は続けたいとそう思う仕事です。

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このページは、マス風が2010年11月25日 07:37に書いたブログ記事です。

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