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2010年10月 4日
イクメン推進に対する社労士さんの批判について
当たり前だが、以前からイクメン関連の情報には敏感になっている。
日々、アンテナを張り巡らせて情報収集をしているが、
時として、イクメン推進に対する批判を耳にする。
これはもちろん私に対する批判ではなく、主に厚生労働省に対する批判である。
(私に批判があつまるぐらい有名になればいいのだが、それはまた別のはなし。)
批判といってもたいていの場合、「こんなんしてどうする?」というものである。
場所はいろいろ、ブログでありツイッターであり。
これはいろんな意見があって深まると思うので、全然気にも留めていなかった。
しかし、本日、思わず反応してしまいそうになる記事があった。
それは、社労士さんのプロとしての記事だったので良ければニュース元として紹介しようと思った。
でも、読んでみたら厚生労働省の批判だった。
「子供は自分には関係ないから勝手にしろ」的なことまで書いてある。
業務内容をみたら、人事制度や就業規則に関するものがある。社労士さんなので当たり前だけど。
ブログ記事では育児や介護にまつわる労働法についても解説している。
正直私は、絶句というか、それよりかは「ショック」だった。
ショックで倒れそうだった。
子供について、個人的には関係なくても、社労士さんの仕事柄ものすごく関係してくるところだと思う。
このような社労士さんが、何も詳しくない中小零細企業の社長さんに同じようなことを話しているかと思うとぞっとする。
そして、よくよく記事をみたら少子化問題の解消のために役立つのかと論じてある。これはプロとして単純化しすぎだと思う。
と、ものすごく反応したい気持ちを記事にしてしまった。
ここでは、もう少し踏み込んで、なぜ社労士さんがこのような感覚になっているのか考えてみたい。
というのも、この社労士さんにとって、この動きがしっくりきていないんではないかと思う。自分の感覚とはちょっと違う動きなんだと思う。
自分には関係ないと言い切ってしまっているので、そもそも従業員が父親になるという感覚を考えることを全くしていないのかもしれない。
こういった感覚にどう入っていけばいいのだろうか。
やっぱり、株式会社ワーク・ライフバランスの小室さんがいっていたみたいに、相手によっては介護問題から切り出してみるという手でいくしかないのかな。
いろいろな意見をききながら、
こういった認識のギャップを少しでも少なくしていきたい。
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