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2010年8月 3日

気づかされる人

コーチングを学んでいると、

自分と感覚の近い人と、

そうでない人がだんだんわかってくる。

これは別に人間を区別しているわけではないが、

感覚的に、近いなぁ、とか

あれ、なんかいろいろ違うところがありそうだなと、

感じることがあるということである。

私が学んでいるコーチングでは、

自分と感覚の近い人ほどコーチングしにくいといわれている。

それは、自分と感覚が近い人ほど、同調してしまうからといわれている。
(心理学でいう同化という内容らしい)

逆に、自分と感覚の遠い人ほど、コーチングしやすい面がある。

こういうと御幣があるかもしれないが、

コーチングしやすいというのは、相手と自分との間に、

気づきが膨大に出てくることを意味する。

つまり、近い相手だと、「そうだよね」「そんなこともあるよね」という世間話で終わってしまうところが、
遠い相手だと「???」という状況から気づきを得られることができる。

ちょうどよく、

私にはこの両極の人がいるかもしれない。

コーチングをやっていて、

違和感や葛藤の場面に遭遇することは学びのチャンスであるので、

ものすごく刺激になる。

そんな人なんてなかなかめぐり合うことができないのだと改めて感じることができた。

これが一年前、二年前であれば、

単なる不安とか怒りに変わっていた気がする。

それだけ自分の感覚をときすますことができつつあるのかもしれないし、

それだけ自分と本当に向き合えているということなのかもしれない。

以前の私は、周りからのニーズを第一に考えてしまって、

自分の感覚を二の次にしていたようだ。

一般的な社会生活をしていれば当たり前の対処方法なのだが、

それが人間を鈍らせる。

少年時代よりも驚かなくなったという感覚は、

どんどん鈍感になっているという現われなのである。

それは自分の感覚が鈍っているということであり、

あえて言うなら鈍らせているということになる。

いちいち驚いていられない。ある程度のことは今まで経験してきているから対処できるよって、それが大人になるということであった。

それは、自分の感覚が鈍っているということであるともいえるのである。

ということで、自分とちゃんと向き合おうという内容でした。

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