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2008年10月29日

精神的肉体的にワンステージ上がったテンションを維持して

マラソン選手の高橋尚子が引退した。

その新聞を見た今日の帰り。

ある文章が目に留まった。

「プロの走りを見せるには、精神的肉体的にワンステージ上がったテンションを維持して練習をしなければならない」

ワンステージ上がったテンションとはどのような状態のことなのだろうか。

ワンステージ。

そのステージは、普段の私たちのステージとはまったく違うものなのだろう。

生活全体をマラソンに注ぐ。

すべてを走りにかける。

プロ意識。

標的の大会に目指して日々、努力するわけだ。

大会は1日かも知れないが、それまでどれだけの努力が詰まっているというのか。

この新聞とは別に、朝にニュースを見ていたが、そこに出演していた小出監督は、マラソンのゴールする瞬間の高橋尚子を見てこういっていた。

アナウンサーが楽しそうに走っていますよね、と言った後だ。

「いつももっとやってますから」

マジか。と思った。

マラソンでベストの走りをするためには、マラソン以上のことを普段の練習でしているのだ。

よく、高山練習とかしているのがこれに当たるのかしらないが、結局のところ、これがプロ意識ということなのだろう。

これに関しては、別にマラソンを僕がやっているから関心を持っているわけではない。

普段の生活の中でも、このプロ意識は必要だ。

数ヶ月に一回のゴールを目指すことは、だれも同じことだ。

ワンステージ。

ぜひ、自分も、自分のステージにおいては、ワンステージ上がった自分でありたい。

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このページは、マス風が2008年10月29日 23:48に書いたブログ記事です。

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