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2008年8月13日

残業の外的要因と内的要因、効果と影響

残業は常にプラスアルファであるべきだ。

だれもがそうあるべきだし、そう考えるべきだ。

自分にとってプラスにならなければ、そう感じることができなければ、意味がない。

長期的に見ると、マイナスにもなる可能性も大いにあると思う。

ただ、そうでならないときももちろんある。

締め切りの直前。相手がいる場合だ。

それは、どんな会社でも、どんな業界だって同じだと思う。

そのときはがんばったらいい。

まずいのは、それが恒常化することだ。

それが普通になることだ。

その理由はなんだろうか。

仕事量の多さ、効率の悪さ、環境。

いろいろある。

でも、その中でも一番まずいのは、そもそもそれが問題と感じないことだろう。

もっと悪いのはそれを正当化することだ。

残業することを自分の標準にしてはいけない。

「いつもこうだから」では進歩がないのだ。

もちろん、「もっとやる」という精神で自分の基準を別に作っているのなら話は別。

自分の意欲が叶い、プラスアルファだ。

このような場合もある。

周りの標準がそうだったらという場合だ。

これは環境が悪いと言える。

環境は、つまり文化だ。

日本人は残業が好きだというが、それも広い意味での文化だ。

文化はその環境の標準になり、その環境に所属する人はその標準から外れることを恐れる。

ここで一度わかりやすく分析してみたい。

外的要因と内的要因というくくりでいこう。

残業に対していろんな理由があることがわかった。

仕事量が多い、環境が悪い。これらは、外的要因に当てはまることがわかると思う。

つまりは、周りに依存する原因だ。

そして、効率が悪い、そもそももっと仕事がしたい。これらは、内的要因だ。

自分が原因で起きているものだ。

ここで、「要因」とか「原因」自体についての分析はひとまずおいておく。

次は、それに伴う「結果」「効果」について考えたい。

これについては、3つの軸でぜひとも考えていきたい。

「モチベーション」「健康」「作業量」の3つだ。

外的要因からくるものは、これらを確実にマイナスにするものだろうと思う。

モチベーションは下がり、健康は乱され、かといって作業量を効率よくこなすことにはならないだろう。

外的要因だからといって、いやいややるわけではないと思うが、どうしても自分のなかで何かを消化しなくてはいけないはずだ。

つづいての内的要因からくる効果はどうだろうか。

最近の私は、結果的には外的要因とあまり変わらないのではないかと考えるようになっている。

上で書いたように、自分自身でやる気がある場合、それはプラスに働く。これは確かにそうなのだが、それは一時だけの場合が多い。

つまり、いくら自分発信で「やりたいぞ」という意思が根底にあっても、大方の場合決して効率的ではなく、それによってモチベーションの維持にはつながらないのだ。

実際に僕はそれに近いことを小規模ながら体験した。

特に相手がある仕事をしているときは、ゆとりのあるほうがよい仕事ができると思う。

ゆとりが生まれ、視野が広がり、思考が柔軟になる。発言がプラス思考になり、建設的になる。

内的要因でそのような悪い状態に陥るときは、変な「やっている感」に自分が浸っているだけの場合が多いのだ。

結果は、どんな場合もそうであるが、相手がどう思うかである。自分がどんなに満足したかといって、それが相手にとってプラスになるとは限らない。そういうのは是非趣味だけにしたいものである。

決して残業を否定するわけではない。

もちろん、ただ単に作業を進めたい場合もあるだろうし、普段できない調べものをしたい場合もある。
ちょっと違った角度から普段の仕事を見つめなおそうとする時間に当てるのもいいだろうし、普段の仕事を効率よくするための手段を練ってみたりするものいい。

そういう意味で、僕は、残業をプラスアルファであるべきだといいたい。

残業は、定時の時間とまったく同じ質感の仕事をしていてはだめだと思う。逆に言うと、定時の時間の中で、その違う質感の仕事をしないといけないのだが、現状そんなことも難しいので、それをせめて残業の時間に当ててもいいのではないかと思うのである。

せっかくの貴重な時間を、本当の意味で大切に使っていきたい。

ここで、本題になる。

それをどうやったら実現するかという問題だ。

一番は環境作りなんだと思う。

文化は人が作る。

今ある文化を壊すのも人だ。

高収益体質ビジネスマンを目指して。

誰でもその革新者になれる。

自分の行動・言動から見直していこうと思う。

高収益体質ビジネスマンが集まれば、さらに高収益体質企業に飛躍することだろう。

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このページは、マス風が2008年8月13日 01:47に書いたブログ記事です。

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