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2006年9月11日

キーワード「インターンと就活」(インターンブログ掲載記事)

この記事は2006年9月11日にインターンシップ総合研究所の「インターンブログ」で掲載されていたものです。インターンブログでの掲載が終了しましたので、こちらで再掲いたします。
目次と詳細はコチラ


おはようございます。マス風です。

先週お伝えしていた富士登山の話ですが、無事登り終え、帰ってきました。
高山病を疑うような極度の疲労感を乗り越え、山頂にたどり着きましたが、そこから見た風景は最高でした。満点の星空が徐々に明けだすと、雲の様子が日の出を待ちわびるかのように動き始めます。そして太陽が顔を出し、その雲たちの動きが落ち着くとともに私たちの体を温めました。
その姿を見ると太陽の偉大さと言うか、かけがえの無いとてつもなくでかい存在に圧倒されました。
この太陽だけでなく、普段は当たり前のものと思っていることが、山頂では貴重なものと気づくことができます。皆さんもまだ登ったことが無い方は、一度経験してみてはいかがでしょうか。


前置きが長くなりましたが、今回はインターンと就活の話をしたいと思います。
私が経験した2社インターン経験と、就職活動を通して得た話しか出来ませんが、そこから少しでもインターンの現状を知ってもらえればなと思います。
とは言っても色々なところに記述があると思うので、情報が少ないだろう学生にとって気になるぶっちゃけた話(以下3点)に重点を置かせてもらいます。

ただし、注意点!これはあくまでも目的と手段がマッチしたインターンをしてもらうためにまとめるものです。ですので、この情報はインターン総研のインターンに限りません。

疑問①“インターンシップ経験”は就活に有利なのか?
これは場合によります。昔のようにインターンに行く学生が珍しいという環境ではなくなってきているようです。ですからインターン経験そのものが評価の対象にはなりません。ただ例外として、超有名企業のインターン経験がある場合は一次面接をそのまま通過させるという話もあるそうです(かと言って最終面接の武器にはなりません)。しかし、行ったからにはお金に換えることの出来ない経験を得てきましょう。面接でも必ずそこが問われてきますし、その方が自分のためです。

疑問②一番よいインターンシップの形は何なのか?
一概に分けることは出来ませんが、インターンといっても色々あるのでまとめて書きます。
【期間で分けるインターン】
■1day、数日間→就活のモチベーション、意識を向上させるのにもってこいです。個人的にはインターンと呼ぶよりもセミナーと呼んでほしい部類です
■数日から数週間→業界・会社研究や就活仲間を作るのにちょうど良いものです
■数ヶ月以上の長期→仕事の現実的な所を見たり、自己分析・成長もしたいならこれです
【形式で分けるインターン】
■講義形式→経営者目線の全体を見た業界研究が出来る
■グループワーク形式→業界研究だけでなく、グループの中にいることで自己分析にもつながる
■実務形式→業界研究を超えた社会研究ができ、社会人体験をしながら自己分析が出来る

個人的に数時間で簡単に自己分析が出来る訳が無いと思っているので、数日間のインターンはそれらをやるための動機付けとして働くと考えています。
自分が今、どんな課題を抱えているのかを把握して参加を決めましょう。その課題が分からない場合は、数日間のインターンやセミナーに参加して考える機会を作ってみましょう。

疑問③インターン総研でインターンをする魅力は何なのか?
せっかくここに訪れた方が見てくれるので、この疑問も聞きたいと思います。
私は大学3年の11月から4年の7月までの長期間(通常4ヶ月契約ですが延長可能)インターンをしていましたので、就職活動ともろにかぶってしまいました。ですので私はまわる会社の数を犠牲にしなければならず、十数社(通常は30社ほどと言われる)しか選考に乗れていません。これは長期インターンのデメリットと言えます。この貴重な時期にこんなことをする必要があるのでしょうか?すごく疑問に思うと思います。
しかし、それが私にはあると思います。そもそも学生の感覚だけで社会人として働く会社を選べるでしょうか。学生の環境で自己分析をしても、社会人の環境が理解できるでしょうか。そんな疑問が私にはありました。それだけじゃなくて、私の欠点を解消しなければ、到底社会人なんてなれないな、と思ったのも動機でした。これはインターンを終えた今からでも大きな魅力として認められます。おそらく、就活を有利に進めたいだとか、ただ業界研究をしたいとか、そんな理由だけではここまでやれてこなかったと思います。
私はこの長期のインターンは、なかなか覚悟のいるものだと思っています。ご参考に。

最後に、就活の秘話を少し。
ある元人事の方のお話ですが、就活で成長する人は非常に魅力的に感じると言います。一回目に出会ったときよりも二回目に会ったときのほうが輝いている。そんな人を採用してみたいと言います。新卒採用はポテンシャルで評価される場合が多いのです。ですから、今の学歴などの状況は気にせず、どんどん自分を磨いていきましょう。実は長期インターンはその手段にもってこいです。

以上、インターンについて簡単にまとめてみました。もし、疑問点があればコメントいただければ幸いです。(今日は大変長くなりました)

次回はインターンに限らず持ったほうが良いものです。
次回予告キーワード「ビジョン!」

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このページは、マス風が2006年9月11日 09:00に書いたブログ記事です。

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