【日常描写】季節の移り変わり
今日、配達をしていると、ふと日の出まで時間がいつもよりあることを感じた。
今日は早い時間からスタートしたせいだとも思ったが、それは確かに、日の出が遅くなっていた。
少し前なら4時半頃から明るくなってきて、5時にはもう完全に朝だったが、今日は違った。
4時半ではまだほとんど真っ暗で、5時でようやく明るくなってきたかという感じだった。
少し前からマンションのいたるところでは、セミの死骸が目立つようになった。
セミが鳴き始めたのがついこの前だと思ったのに、もう死骸である。
セミの成虫の寿命は短いとは言われるけど、儚いものである。
そんなセミは、夜のマンションの光に誘われてか知らないが、
よくマンションの外廊下などに見かけられる。
そう、季節はもうすぐ秋の準備をし始めているのだ。
8月だから夏真っ盛りなのだが、要所要素で秋の気配が感じられる。
季節の移り変わりをリアルに感じた朝であった。
そんな朝と共に、二代目桂枝雀を聞くのであった。
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