[2457] 34、マス風、セカンドエディション

こんばんは、マス風です。

今日、34になりました。

振り返れば31の時、誕生日の記事を書いていました。

それまでは誕生日に毎年、振り返りの記事を書いていたんですが、

こちらの記事も久しぶりになってしまいました。

3年前は今の仕事に就くきっかけが起きた瞬間で、

自分の人生の中でも1番といっていいほどのターニングポイントでした。

今の営業という職種に就くのが初めてでありながら、

「純粋に楽しみたいです」と書いていたのが印象的で、

その時の心境が今もよみがえってきます。

もう今までの自分のすべて捨てて、すべてを注ぎ込んで、

丸裸でやろうと思った、その時でした。

毎年1記事、この振り返りの時期だけでもブログを継続してみたいものです。


今年のこの日は、思い返すと自分の中でも特別なものがあります。

今日はだいぶとりとめのない記事を書いてみます。


10年前のこの日に入籍し、今年で入籍10年記念を迎えました。

久しぶりにその当時の記事を、本当に10年ぶりに読み返してみましたが、

今や完全に記憶から消えていた入籍後にバーに行ったこと、

そのバーで誕生日が同じカップルに出会ったこと、

そして店の人にお祝いしてもらったことなど、蘇ってきました。

どんな場面場面で、本当に人に恵まれている人生を歩んできていると、

振り返ってみて感じました。


あれから10年が経ちました。

まさかこんな日がくるなんて、当時は思ってもいませんでしたが、あっという間に来てしまいました。

当時は、大学を卒業して2年ほど、会社での活動も順調で人生の良い部分を見てきた時期でした。

だいぶ調子に乗っていた時期だったと思います。

自分の実力もない中、できる感があった時代でした。

本当に若かったと思いますけど、あの時でしかできなかった感覚というのも確かです。

それから世の中への反感が始まります。全て世の中のせいにしていく時期が来ます。

当時はワークライフバランスや、イクメンという言葉が先行していました。

自分に子どもが出来るとそれはより顕著に自分の中での一大事になってきました。

社会がこんなに変わろうとしているのに、今の環境は何でこんなんなんだ。

今の社会を変えるのは自分しかいないんだ。そんな熱い思いが独り歩きしていました。

そして自分自身で腐りました。たぶん、5年は腐っていたと思います。

会社を辞めて自分の力でやろうとしていました。

自分の力だけではできないことをどこかで知っているのにも関わらず。

たぶん、やってみたかったんだと思います。頭が悪いので一回やってみないとわからないたちです。

ただのサラリーマンで終わりたくないという思いもあり。人生の中で一度は起業したいという思いもありました。

でも世の中は厳しく、

自営業をやりながら、実際は、

毎朝、新聞配達のバイトをしながら、

深夜、ラーメン屋のバイトをしながら、

引っ越し屋のバイトをしながら、

イベント屋のバイトをするという、

とても自営業が行える環境ではない状態になっていました。

バイトに走るのは家族を支えるためにはしょうがありませんでしたが、

結果的にワークライフバランスどころではない状態になっていました。


それから、イベント屋の方に社員として拾ってもらい、私の自営業時代は終焉を迎えます。

それからも、実際には一筋縄ではいきませんが、本当の大切さに気付けることができました。


そんな中、嫁はよくやってくれました。

自分がどんな精神状態の時でも、嫁は「普通の一日」としてブレなく過ごしていきます。

地球が自転するスピードが変わらないように、一日が24時間でちゃんと終わるように、

当たり前のように毎日を、たんたんとこなしてくれました。

自分がブレて、一日が終わってない時でも、しっかりと区切りをつける。

日が昇れば朝になるように、毎朝がちゃんとやってくる。

そんな感じです。


人間は調子にのると本当によくありません。

自分ができると思うと、全能感覚になり、周りを下に見てしまいます。

見るつもりはなくてもです。

周りを尊敬する姿勢がなければ、必ず自分が腐りますし、成長できません。

それをわかっていながら、そんな感覚に、久しぶりに陥ったのが今年かもしれません。

しかも今年は自分の弱いところに、真正面から立ち向かうことになりました。

たぶん、人に恵まれてなかったら、死んでいたと思います。

本当にこんなことないです。と思いたいここ最近です。

生かされている人生です。


だから、今年はセカンドエディションスタートです。

ということで、このタイトルにさせていただきました。

一回人生が終わり、新たな人生歩ませていただきますという感覚です。

こんな感覚は初めてです。


いままで自分のことしか考えていませんでしたが、

自分は数多く背負っているわけです。

もう自分のためには生きません。て言ったら変ですが、

これからの人生は人のために生きてみようと思います。と思うことができるようになりました。

結局、それが必ず自分のためになるのだから。

マス風、セカンドエディション、地道にスタートします、