【社会環境】新たなコンサルティングスタンス

おはようございます、マス風です。

最近、新しいコンサルティングの姿を目の当たりにしました。


コンサルティングって普通は、

「うまくいくノウハウがある」

ことが前提になってきます。

つまり、お客様のアプローチとしては、

「こうやればうまくいきますよ」

という案内をします。

しかし、

実際には、うまくいく人と、そうでない人がでてきます。

なぜかというと「こうやれば」を「やれない」人が出てくるからです。

コンサルがいくら

「やれば結果が出るに決まっているからやってよ」

といっても、

お客さんは、

「そうは言っても、やりたくない」

ということが実際の現場で起きています。

コンサルの方とお話しすると、

「やればいいんだけどね、やらない人がおおいのよ」

というボヤキを聞くことも多いです。

コンサルの立場からすると、

なんでいいノウハウを提供してるのにやってくれへんねん。と思っています。

実際には、コンサルティングを受けた人も、

頭ではやれば効果が出ることが分かっています。

しかし、できない。

このようなわけのわからないジレンマがあります。

これはコンサルの世界だけでなく、あらゆる人間関係で起きていることです。

上司と部下の関係だってこのようなことが起きます。

これはすべて「心理的な感覚」の違いがあるからです。

上司の進めるタイミング、ペースで、部下はしたくないのです。

だから部下は動こうとしません。


私が新しいなと思っているコンサルティングは、

このことに注目したものになっていました。

つまり、まず、その人のメンタルを分析するのです。

それから、「その人」に合う形にやり方をカスタマイズしてコンサルティングを行います。

つまり、従来の一つの成功パターンを広めるやり方ではなく、

その人の成功パターンを作るというアプローチなのです。

その人が行動しやすいものなので、お客様は自分にあっているペース、やり方でできる。

「だから長続きする」というアプローチだったのです。

これはいずれ、スタンダードになってくるなーと思ったやり方でした。