イクメンを支えるものって何だろう

昨日のクローズアップ現代にて、大きく取り上げられたイクメン。

間違いなくこれから増えていくだろうと思った。

しかし、どのようにして彼らをもっと増やしていけるのかなというところを考えてみたい。


1.イクメンセミナーの開催

これは既にいろんなところが実施しているので、それを多いに広げることが必要かもしれない。

実際、有名なセミナー以外はそんなに人が集まっているというわけではないと思う。多くの男性は、自分の休みにそういったところに行くということはしない。

これは、イクメンセミナーというと、「育児しなければならない」といったような、どうも構えてしまう部分があるかもしれない。

なにかほかの切り口もあってもいい気がするし、もっと敷居の軽いところからできないかと模索したい。


2.海外の事例の紹介

元々、イクメンという言葉を初めて知ったのは一年ちょっと前。

とあるセミナーで、北欧関係の詳しい方と主婦の方がビジネスアイデアを練られていた。

それが、イクメン関連だったのだ。

前々から、ワークライフバランスには興味があったので、かなり興味の対象になった。

今後、日本でのイクメンを広げるために、先進な北欧の情報は非常に役に立つだろうと思う。

個人個人の実践という意味で、こういった海外の事例を知る機会があればいいなと思う。

これはその北欧に詳しい方が近いビジネスを展開しているのでそこへの紹介でもいいかもしれない。どうつながれるかな。


3.就職市場/転職市場での差別化

これは既にかなりやられているのかもしれない。

ワークライフバランスを重視した就職活動や、子供が生まれたから転職しますというのはよく聞く話である。

特に、就職市場においては特に増えてくると思う。特にできる人材に増えていくという。

転職においても、以前はあまり仕事ができない人がこのような条件を提示していたらしいが、最近はエース級の社員の方が育児休暇に対する要望などを出す場合が多くなっているというから、なかなか見過ごすことはできないところだと思う。

しかし、今の市場が買い手市場だけに、立ち位置としては労働者として条件をだすのは厳しい現状もある。

ただ、そのような厳しい市場であっても、それを上回る動機が、就職者や転職者に増えているのも事実だろうとも思う。

就職市場は、かなり厳しいといわれているが中小企業に人が全然集まっていないらしい。

これは以前からいわれているネーミングバリューや安定しているといったスケールメリットを超えたもの、充実した制度だったり先進的な考え方を買いたいのだと思う。

それを周りがもうちょっと考えてみて、中小も視野に入れろという。

しかしながら就職者として納得いかない部分があるのだろう。全然、人が集まらない。

このような状況は中小企業からするとアピールできるチャンスである。採用対策でワークライフバランスを推進するコンサルがどんどん増えてくるだろうと思う。


4.人材の流出防止という意味でのアプローチ

これもコンサルになってしまうのかもしれないが、人材の流出防止という意味でのアプローチが今後かなり増えてくると思う。

今までもあったと思うが、その質が変わりつつある。

単純なモチベーションアップや士気を高めるものではない。


5.個々のフォロー

以前から、社会人個々のフォローを何らかの形でできないかなと思っているししようとしている。

一対一か、コミュニティかはいろいろ形態はあると思うけど、結構必要とされていると思う。

これはこのイクメンに関してもそうかもしれないけど、メンタル面での需要も大きいと思う。

どういう意味のフォローかというと、会社でどう振る舞っていくのかというとことか、どのようなアプローチで会社とやり取りをするのかというようなもの。ただの愚痴聞きになってもいいかもしれない。

そういう意味でコーチングを活かせたらと思うが、「コーチング」としてとなると、どうも敷居が高い気がする。

なにかいい切り口はないか。


6.3と4と5を組み合わせたフォロー

例えば、優れた人材が育児休業を取ろうとするが、会社には制度がなく、制度があってもいろんなしがらみがあって取得できないとする。

そうした人材が個人で会社と交渉できればいいがそういう所までなかなか行けないのが現状だという。

窓口として相談できる個々のフォローをする。

次のアクションとしては、
そこの会社に人材流出防止のアプローチ。
最終的な受け皿として、相談者に対する転職フォロー。

うまく表せないが、このような仕組みを確率できれば、優秀な人材をどんどん先進的な企業に送り込むことができる。

逆に変化の波に対応できないと急速に淘汰されていく。


7.起業支援

最後に、起業という道もあると思う。
しかし、起業したい人は自分でやってしまうとおもうので、フォローというのはおかしいな。
既に日本はかなり起業しやすくなっていると思うので、そういった事例をたくさん共有できればいいんだと思うけど、それも既にいっぱいありそうだな。

起業したいけど、自分で動かない人は起業できないと思うし。難しいところだな。
考え方によっては、お金を払って起業するという方法、近いところではFCとか、あるっちゃあるかも。ん、イクメンへの支えとしては違うな。


とこんな感じかな。
まずは社会全体の雰囲気作りが必要だと思うけど、それは既にやり始めているのでどんどん進めていきたいところ。
ここからどのように展開できるかが重要。