ワークライフバランス から ワークライフハーモニー へ
社会にとって、企業にとって、
戦略的なワークライフバランスはどうしたら実現できるのかを考える日々ですが、
こんな記事に目が留まりました。
大和証券グループ本社 / 第23回:「CSRとワークライフバランス」
http://www.daiwa-grp.jp/csr/dialogue/23/
ワーク・ライフバランスが、単に早く帰ることであるという誤解を説いていました。
記事内で、株式会社ニッセイ基礎研究所 主任研究員の土堤内昭雄氏の発言です。
「本質を伝えるには、「バランス」という言葉よりも「仕事と生活の調和」のほうがわかりやすいかもしれませんね。ワークライフハーモニー(調和)というと、二者択一ではなく、仕事と生活が交じり合うイメージを持てます。」
バランスという言葉になると、仕事か・生活かというどちらかの選択のようなニュアンスになってしまいますが、ハーモニーとなれば両方あわせてというイメージがもてます。
まさに、これがワーク・ライフバランスの姿なんですよね。
仕事の量を減らすわけはない。
うまくこなして、ライフの時間を作る。
ライフの時間が数多くの気づきを与えてくれる。
それがワークにいかせる。
結局のところ、この活動は働き方を好循環させるということなんですね。
さて、そんななか、
ノー残業デーの記事が話題にあがっておりました。
残業に関する実態をリアルに表した調査です。
この数字を見ると、ワーク・ライフバランスも実態は程遠いのかもしれません。
しかしながら、その中でノー残業デー不要派の方も、38パーセントと多いようです。
その理由として、「ほとんど残業がないから」という回答が目立っているようで、
進んでいるところは進んでいるのかもしれません。
ほかの意見としてあったのが、「普段から残業なしで帰れる職場にすべきだから」というもの。
この意見はこの記事の総括かもしれません。
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