【日常描写】新聞配達員のちょっといい話
おはようございます。マス風です。
今朝は、体感としては今シーズン一番の寒さでした。
それもそのはず、気温はマイナス4度。ほんまに大阪ですか?
(私の第二の故郷、京都亀岡はマイナス9度のようです。。)
近くの池には氷がはり、軍手二枚重ねで新聞配達をしていても手が凍るほど冷たくなります。
足も同様。しもやけ寸前です。
そんな中、ちょっといい話がありました。
いや、ちょっとどころではなく、非常に心温まる話でした。
我々、朝刊の新聞配達員は、早朝の配達なのでお客様と顔合わせする機会はほとんどありません。
やり取りがあるといえば、「不配」の苦情電話です。
電話を直接取ることはないので、間接的に「入ってへんかった」という連絡がきます。
しかし、ごくたまに、我々はお客様の声を「文字」でいただきます。
これも苦情をいただいてしまうことも多いのですが、
たま~にこのような温かいメッセージをいただきます。
「早朝、厳寒の中、新聞配達ご苦労さまです。
恐れ入りますが、郵便受けに投函されますと風を吸い込みますので、
この入れ物に入れてください。お願い致します。
配達員様」
なんということでしょう。
顔も知らないこの若造に「ご苦労さまです」というねぎらいの言葉をかけてくださるとは、真夜中に一人で感動していました。
こういうのを見るだけで気持ちが温かくなります。
おそらく年配の方だと思いますが、日本も捨てたもんじゃないなと思います。
普通なら契約してるんやから、当たり前という感情になるでしょう。
しかし、この人は違いました。
美しい日本人の姿です。
このような輪はもっと広げていきたいものです。
この言葉だけでどんなに力をもらえるか。
お金を払っているから当たり前。これはやめたいものです。
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