【日常描写】 27歳 「シビアなメッセージ」

信じられないぐらいの濃さであった26歳が終わったようである。

日付は7月7日を迎え、確かに自分は27歳になったようだ。

毎年やっている恒例の振り返りと、今の心境をつづっていこうと思う。


さて、27歳。

なんとか26歳を超えた。

ということはつまり、

石川啄木や、

尾崎豊が亡くなった歳を超えたということである。

彼らが歩まなかった歳を歩めるということである。


26歳を振り返るとなかなか面白い歩みだった。

(2010年7月)
・26歳になったときはコーチングスクールに通っており、コミュニケーションを一から考えていた

・Twitterの魅力に気づき、そこからはまる

(8月)
・会社を退職するにあたっての振り返り期間

・会社を退職し、イクメンニュースサイトで起業を目指す

(9月)
・イベント取材で東京へ

・写真をやたら撮る

(10月)
・シュレックの試写会に参加し、試写会チケットイベントを開催

・東京03にはまる

・マラソンの練習とカーボローティングに力をいれる

(11月)
・デザインの専門学校に通いだす

・新聞配達のバイト開始

・マラソンで自己ベスト更新(4時間42分)

・ナイナイ岡村さん復活

(12月)
・韓国への旅

・基礎英語を2ヶ月やる

(1月)
・デザインの専門学校終了

(2月)
・仕事をデザイン事務所として軌道修正

・ラーメン屋でのバイト開始

(3月)
・先輩の結婚式に出席して、会社の同僚たちと再会

・東日本大震災

(4月)
・常滑帰省、今回は高校の連れと会う

・4月は100人と会うことを目標に交流会に多数出席

・Tシャツ職人さんと出会い、オリジナルウェアに対応

(5月)
・資金調達のため、引越しのバイトにスポットで入る

・ウェイトアップを目指す

(6月)
・事業で自立する必要性と欲求が高まる(迫られる)

(7月)
・7月から引越しバイトをストップさせ、飛び込み営業開始

(いまここ)


こう振り返ってみると、計画性も何もない歩みだった。

しかし、ちゃんと僕も最初は計画したつもりだった。

でも、やってみるとそんなにうまくいかない。それが痛いほど感じた。

計画の甘さ、読みの甘さ、などあり、そもそも計画レベルではなかったのかもしれない。

そして、分かった。

「動かないと分からないことがたくさんある」

ということを。

思い返せば、創業準備期間にある方が言っていた。

「事業計画書を真剣に作るのは大事だけど、それを磨くことが目的ではありません」

作った数字やスケジュールは、実際の行動に乗せた瞬間、一瞬にして崩れていく。

でも、それが計画。

計画通り行かないのが普通なわけだ。

計画通り行かない場合に、どう修正して行動するかが重要。

しかし、走り出してしまった人は、「立ち止まること」ができない。

つまり、一ヶ月ゆっくり考えてからまた動くということはできない。

即実行しかないのである。

今はそんな感じで、めまぐるしく日々の状況が変わっていっている。

それは、自分で歩んでいくという感覚もあるのだが、

正確には、周りの仲間によって支えられて方向付けられていっているという感だ。

自分ひとりでは何もできない。


こんなことに気づいたもの、本気で動くようになってから。

この一年で、大事なものを日々気づかせてもらっている。

気づく数や深さは、一年前では想像できないぐらいだ。

この一年で精神的限界と体力的限界を自分なりに知ったと思う。

何しろ命がけでやっているわけだから。

不安を感じる暇も無い。もうやるだけなのである。


7月からはこの一年の反省の積み重ねで一気に行動している。

まだ6日しかたっていないのだが、ここ1年のスピード感ともまた違う日々を過ごしている。

7月は恐らくそんな感じでいけるであろう。

今、最近書けなかった、こういう前向きな記事が書けることに感謝したい。


さて、毎年翌年の自分へメッセージを送っているが、まずは昨年の振り返り。

昨年は、

「全力で、楽しんでる?」

「友達100人できたかな?」

であった。


恐らくこの2つは「もちろん」と言えるのではないだろうか。

楽しい楽しくないは、もちろんいろいろあるが、

全力という点では、まさに全神経を使った楽しみである。

そして、友達というか、たくさんのパートナーは、

無限にいるということを知った。


もちろん、直接やり取りできる人も多くなったが、

その方からの紹介でお仕事をもらったり、

人脈を紹介されたり、イベントを紹介されたり、

そしてまたそこで出会いがあったり、と本当に無限大だ。


来年へのメッセージはかなり具体的なものを書いてみたいと思う。

「本業で生計をたてているか?」

「引き合い含めて年間100の新しいお客様に役立てているか?」

「引き合い含めて年間200の新しいプロジェクトの話をつくれているか?」

「週に1回は外で飲んでいるか?」

「パートナーの利益になるような仕事が出来ているか」


こんなにも具体的なことが書けるなんてびっくりである。

そしてシビアなメッセージである。

しかし、もちろん、なによりも、楽しんで。