【社会環境】シゴトに存在する二つの方向性

シゴトには大きく、二つの方向性があるように思う。

一つはよく注目され勝ちが、どうやったら「できるか」という話の方向である。

世の中にはたくさんの成功パターンとノウハウ、原理原則があるので、

それを追い求める必要がある。

そしてもう一つは見落とされがちな、どうやったら「したいか」という話の方向である。

ちなみにこれは「成功したい」欲求ではない。

シゴトそのものに対する「したい」という意欲である。

ここで、全然違う話を持ち出して、

どちらが幸せかということを考えてみる。

もちろん個性があって当然で両方必要なのだが、

後者の「したいか」という方向がないのはちょっと違う、つまり幸せではないと思う。

つまり、どうやったら「できるか」ばかり注目したところで、そこには面白みがない。

正確には、できるかに注目して、成功しても失敗してもモチベーションを上げられる人間であれば、

いいのだが、自分はそんなに器用な人間ではない。

泥臭くても、かっこ悪くても、効率悪くても、「したいか」に持ってくることは、

かなり重要なスキルだと思う。

じゃないと、どんなに「できるか」を知っていたとしても面白みがない気がする。