青春18きっぷの旅 二日目の旅日記

4:59ナイトパックの五時間があっという間に経過し、僕は15分だけ延長して外にでた。行く先といえば駅しかない。そこで朝一に開いた売店で念のため牛タン弁当を売っているか確認した、が無かった。もう朝から食べてやろうという気持ちだったのだが。そこで駅前の吉野家で牛丼を食べることを思い立った。まさか仙台まで来て牛丼を食べるとは思わなかったが無性に牛が食べたくなったのだ。と思って入店したら牛丼がまだ時間限定で早朝は販売していないことに気付く。仙台にきて牛丼を食べるという落ちすら出来なくなってしまった。そこで朝という文字に引かれて特朝定食を頼んだ。これがこの旅始まって以来の豪華な食事になることに出されてから気付いた。皿の数が思ったより多かった。昨日は書かなかったが、昨日の夜はネットカフェの冷凍からあげ弁当だったのだ。そのためか特朝定食のたまごかけご飯がうまいことうまいこと。それに鮭に納豆にお新香に葱に海苔つ
くんだからゆうことなしだった。ある意味、正統派に牛タン食べるよりも思い出
になったかもしれない。この話とは関係ないがやっぱり東の朝は早い。5:20で既に空が明るくなりはじめた。
6:00一ノ関行き普通に乗って仙台を出た。ここから岩手方面へ向う。よく考えてみれば一日目に仙台まで来ておいてよかったかも知れない。おかげで岩手を通ることが出来るのだ。いわて銀河鉄道を使わないので多少遠回りだが、これで福島山形宮城岩手秋田青森の東北地方をすべて通ることになる。やがて辺りは完全な田園地帯になる。滋賀で言っていたものではなくてもっと大規模なものだ。そしてそこには真っ白な霜が下りている。
7:43盛岡行き普通電車が一ノ関を出発。一ノ関という町は高校と中学校があるらしく大勢の学生で賑わっていた。みな笑顔ですごくいやされた。盛岡行きの電車が出発する前、出発待ちで待っている時間があったのだが、その時一人の乗客がゴミを見つけたらしく、それを拾ってごみ箱に捨てていた。なかなかみない良い光景だな、と思ってみていたんですが、すると車内にごみ箱が設置してあるではないですか。大阪では無かったはず。なんか心洗われた。ここからは本来ならば北上という駅で乗り換えだが、なんと北上発が10:33で二時間ぐらい待たなければいけない。それなら盛岡までいけちゃうな、ということで一回盛岡で折り返し秋田を目指すことにする。
9:42発北上行きが盛岡を出発する。盛岡の駅は新しすぎたのが少々残念だった。この前テレビで南部鉄器のすばらしさをみていただけに、先進すぎた。構内でそばを食べ軽い腹拵えをした。その後ドトールを買い込んで車内に持ち込む。ここからはさっきの折り返しだが西に見える奥羽山脈と思われる盛大な山々があるから飽きない。
10:33横手行き普通が北上駅を出発。この度で一番のローカル線と思われる。もうワンマン電車には慣れてきた。ここからは東西の移動になる。東から西に行くだけでこの辺は大きく違ってくる。岩手側では雪は建物の影等にしかのこってないが秋田は平地でも真っ白に積もっている。もちろんその間の峠はスキーが出来そうなほどの積雪だ。

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(湯田高原駅の様子)

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(湯田高原付近)

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(横手駅連絡橋から)

12:09秋田行き普通が横手を出発。ここからは帰りのルートが重なるので絶好の睡眠時間。
13:30秋田到着。次の電車は15:28発なのでまたもや二時間待ち。今回はぷらりと行くところが無かったので秋田駅で時間をつぶす。まずは今更ながらポケットサイズの時刻表を購入。これで路線図を探す必要なときに携帯をいじりまくる必要もなくなる。そして秋田名物稲庭うどんを食べる。これはうどんというよりニュウメンに近いんではないかと思った。

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(稲庭うどん)

15:28大館行き普通が秋田を出発。この辺になると電車が出発の30分前からくることが当たり前らしい。出発前に少しだけ大雪がふったが見た目よりは寒くない。今回は二時間ほどの乗車のため気合いを入れて寝る。一時間弱寝れた。終点の大館の一歩手前で、踏み切り故障のために足止め。職員が直接見に行くと言うので先が思いやられたがものの五分運転再開。大館に着くとこの電車がそのまま青森行きになるとのこと。そのまま行ってほしいが、恐らく待ち合わせかなにかうまいことなっているんだろう。
18:03青森行き普通列車が大館を出発。先程の踏み切り故障のために接続する路線にも影響がでたのか、接続の電車を待って出発。しかしまだここから後半戦という感じ。まだまだ先は長い。ただ一日目はこの時間までに大阪から宇都宮まで来ていたこと考えると、かなり時間の受けとめ方がかわる。現に乗り継ぎが一時間以内だとうれしくなってしまう自分がいるのだ。辺りは徐々に暗くなってきた。冷え込んだせいで摩擦がすくなくなったせいか、乗客が減ったせいか、発進時に車輪が空回りする現象が確認されるようになる。青森では平地でも銀世界になっていた。寒そうだ。すれ違う電車に寝台列車を多く見るようになってきた。いつかトワイライトエクスプレスに乗ってみたいものです。

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(青森駅)

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(青森駅前)

20:00ごろ青森着。ぷらっと駅前を回ってからフェリーのりばに向かってひたすら歩く。出発の23:30までかなりあるのでうまく暇をつぶさなければいけない。途中スーパーがあるので寄ってみる。実はここでビールを買いたかったが売ってなかった。かわりにバケツで売られたみそを発見し思わず写メをとった。スーパーでは手作り風のホタテおにぎりを二つとパインアメを買っただけだった。そしてなぜか隣接されたマクドナルドが非常に食べたくなり入った。そこでダブルチーズバーガーをポテトとコーラを両方Lで頼んだ。ふと横に目をやるとアルバイト募集のポスターがあった。なんと高校生の時給は610円だった。自分が今頼んだものが600円だったことを思い返すと、とてつもなく自分が贅沢をしているきもちになってしまった。給料は変わってもマクドナルドの物価は変わらないのか、と嘆いだ。そんなこんなで時間がつぶせてフェリー乗り場に着いたのは22:00だった。途中コンビニでビールも二本かえた。そこでちょっと仮眠をとる。

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(バケツに入れられて販売される味噌の様子)

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(フェリーに乗る直前の様子)

23:30函館行きフェリーが青森をたった。即就寝。僕は船内に入場したと同時にビールを一気に自分の体内に流し込んでいて既にいい気分だった。それに今回は本気で寝たかった。